ソニーモバイルは、ベルリンで開催中のIFAのプレスカンファレンスにて、最新フラグシップモデル『Xperia Z1』を発表しました。発売時期は今秋を予定しており、日本を含む各国市場で展開予定です。
Xperia Z1は『Xperia Z』と同じく“オムニバランスデザイン”を採用。背面はガラス製で、フレーム部分はZと異なりアルミ製。フレーム自体にアンテナ性能を持たせることにより電波の感度問題を解消しています。
最大の注目ポイントは、カメラ性能。センサーは2070万画素の“Exmor RS for mobile”、レンズはF値2.0で広角27mm相当の“Gレンズ”、信号処理エンジンは“BIONZ for mobile”を搭載しています。
これらの組み合わせにより、一般的なデジタルズームより劣化の少ない“全画素超解像3倍ズーム”や被写体ブレの抑制、ISO6400相当の高感度撮影が可能になっています。また、カメラ機能も充実しており、詳細は以下の通り。
“Soical live”
Facebook上で生中継放送ができる。リアルタイムで“いいね!”やコメントが表示される。撮影した動画は放送後端末内に保存。
“Timeshift brust”
シャッターを押した瞬間とその前後1秒間に30枚ずつ、計61枚の瞬間連写が可能。
“Info-eye”
撮影した写真から建物や各種ブランドロゴなどの情報を検索できる。建物の場合は周辺も表示する。
“AR effect”
画像内に3Dオブジェクトなどを表示できる。奥行きなども自動的に調整される。
画面は5インチフルHD(1080×1920ドット)解像度の“トリルミナスディスプレー”、高画質エンジン“X-Reality for mobile”を搭載。Walkmanアプリと“Music Unlimited”、アルバムと“PlayMemories Online”などのサービス連携も強化されており、まさに同社の技術やサービスを結集させたモデルとなっています。
また、同時に腕時計型端末『SmartWatch2 SW2』(既発表)、回転・角度調整しながら自動撮影できるスタンド『Smart Imaging Stand IPT-DS10M』、スマホと連携するレンズ型カメラ『DSC-QX100』、『DSC-QX10』などが発表されました。
●おもなスペック
OS:Android4.2
通信:UMTS HSPA+、GSM GPRS、LTE
ディスプレー:5インチ液晶(1080×1920ドット、441dpi)
CPU:Snapdragon 800 MSM8974(2.2GHz、クアッドコア)
メモリー(RAM):2GB
内蔵ストレージ:16GB(マイクロSDXC対応)
カメラ:2070万画素(インカメラ約200万画素)
防水:IPX5、8
防じん:IP5X
サイズ/重さ:74(W)×8.5(D)×144(H)mm/170g
週アスPLUSでは、現地レポートや各種機能やアクセサリーの解説記事を順次公開していくので、お楽しみに。
●カラバリは黒、白、紫の3色展開
●Xperia Zと6面比較(写真の左もしくは下がZ、右もしくは上がZ1)
●関連サイト
・ソニーモバイル グローバル向けブログ(英文)
・ソニーモバイル 日本向け公式サイト
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります