先日のGoogleの発表会で公開されたAndroidの新バージョン“Android4.3”(Jelly Bean)。日本でもOTA(On The Air)でアップデートできたので、更新してみました。
対象となるのはGALAXY NEXUS(海外版)、Nexus4、7、10の4機種です。編集部で試してみたのはNexus4と国内販売もされているNexus7 3G版です。
●技適マークの追加(Nexus4のみ)
日本では未だに発売されないNexus4。今回のアップデートにより技適マークがしっかり表示されるようになりました。これで海外版を買っても日本でも大手を振って利用できますね!
●制限ユーザーの追加(タブレットのみ)
Android4.1からマルチユーザーに対応していましたが、新たに“制限ユーザー”も追加可能に。制限ユーザーに対しては、アプリ内課金の制限や使用できるアプリの指定などが行なえます。
●Google Keepアプリのプリインストール
Google謹製のメモサービス“Google Keep”のアプリがプリインストールになりました。Google Keepの詳しいレビューはこちら(関連記事)をご参考ください。
●WiFiオフ時で位置情報取得が可能に
WiFiの詳細設定において、バックグラウンドでのWiFi位置情報測位が可能に。
●カメラUIが一新(Nexus7以外)
設定項目のアイコンが円弧状に展開されるようになりました。また、設定を変えた項目は設定を閉じている状態でもアイコンで判別できます。
●定番の端末情報画面(左からNexus4、Nexus7)
ほかにも、新たな著作権保護機能のAPI、3Dグラフィックの描画表現が向上する“OpenGL ES3.0”のサポート、対応機器と省電力で通信できる“Bluetooth Smart”の対応(Nexus4のみ対応)などが実施されます。
アップデートは順次公開のため、まだ来ていない人は通知が来るまで待つか、こちら(関連記事)の方法を試してみましょう。
また、記事作成時、Android4.3のNexus7と10ではdビデオが利用できないようです。このように、OSアップデートは今使っているアプリやサービスが使えなくなる恐れもあるので、開発元やアップデートした人の情報を必ずチェックしておきましょう。
●関連サイト
Android公式サイト 4.3新着情報(英文)
-
1,029円
-
Google Nexus 4 16GB (LG E960) SIM ...
43,110円
-
22,980円
-
Google NEXUS 10 32GB Wi-Fi 日本版
51,800円
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります