週アスの読者なら“ライフログデバイス”という言葉は知っているだろう。一応説明すると生活の記録を残していく機器のこと。おサイフケータイなどもライフログデバイスといえる。
このライフログ、食事や睡眠といった生活の自己管理をするのに非常に重要。今回は『UP by JAWBONE』を紹介する。
ラバー製のリストバンドにモーションセンサーが組み込まれており、感知した情報をスマホと連動して解析、記録を残していく。スリープモードでは睡眠中の小さな振動を感知して睡眠サイクルの確認や目覚ましとして使える。動いているときはデジタル歩数計のほか、運動時/休息時のカロリー消費量も記録される。防水仕様なので、シャワーでもオーケー。
といっても、このデバイスは情報を記録するだけ。大事なのは、そこからスマホと連動をさせ、情報を解析、保存していくことだ。UP by JAWBONEは、スマホのイヤホンジャック経由で同期させるのだが、なるほど、これなら機種は問わない。スマホ上では、栄養バランスまで管理できるという優れもの。フル充電なら最長で10日間くらい持続するらしい。
とまぁ、生活情報を記録するには小型で非常に便利。トライアスロン参加をきっかけに購入したので、あとはGPS機能があれば……と思う。普段自分は健康だと思っていてもライフログを見返すと、意外な点が見えてくることもある。コイツを使って自分の生活を改善するってのもいいかもしれないね。
■今週のガジェット■
『UP by JAWBONE』
アプリと連動し、運動、睡眠、食事を管理できる、モーションセンサー内蔵のリストバンド。
↑歩数や、睡眠の状態なども記録できる。アプリはiOS版のみ。
発売 トリニティ(関連サイト)
実売価格 1万3800円
■今週の近況■
前期に引き続きグリーが減収減益?
スマホ時代のネイティブアプリ化に対応できていない状況が続いているようだ。
特にiPhoneではアップルにプラットフォームを押さえられているので、グリーの強みだったプラットフォーム系収益を得られない状況。
なので、グリーとしてはパズドラのようなヒットアプリを作らざるを得ないのだが、どちらかと言うとガラケー向けのウェブアプリのエンジニアが多くて、スキル的にネイティブやハイブリッドアプリをつくるのは難しいんじゃないだろうか。
※この連載は週刊アスキー2013年8月6日号(2013年7月23日発売)に掲載されたもので、堀江氏の意見をもとに編集・再構成したものです。
●関連サイト
堀江貴文オフィシャルブログ
『六本木で働いていた元社長のアメブロ』
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