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iPhoneでライフログ管理するJawbone UPとFitbit One使い方まとめ|Mac

2013年07月04日 18時00分更新

文● MacPeople編集部、内山秀樹

 手首やポケットに装着するだけで毎日の運動量や睡眠時間を記録し、iPhoneアプリで管理できる活動量計が注目を集めています。その中でも人気が高いのが「Jawbone UP」と「Fitbit One」。デザイン性が高く装着が苦にならない前者と、アプリを起動するだけでデータのワイヤレス同期が可能な後者の2つの製品の特徴を見比べてみましょう。

■どちらが装着しやすいかが知りたい!

Jawbone UP

up&fitbitone

 毎日持ち歩くものだからこそ、装着のしやすさは大事なポイントです。「Jawbone UP」の装着個所は手首が推奨されており、足首やカバンなどでは正確なデータが計測できません。なお、左右どちらの腕に着けても計測に支障はありませんが、利き手と反対のほうがより正確な結果が得られます。

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 腕時計やアクセサリーと一緒に装着してもOKです。装着によって時計やUPのデータがおかしくなることはありません。なお、UPは手首側に着けないと、外れやすくなるので注意が必要です。

Fitbit One

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 Fitbit Oneの精度を高めるには、体幹周辺に着用するのがベストです。普段は付属のクリップカバーを付け、ベルト/ポケット/インナーなどに装着しましょう。

up&fitbitone

 睡眠モニター用のリストバンドも付属し、就寝時は腕に装着することで、睡眠時間の記録/目覚まし機能を利用できます。

■同期が簡単なのはどっち?

Jawbone UP

up&fitbitone

 UPで計測したライフログは、設定時にインストールしたiPhoneアプリ上で確認できます。UP本体のミニプラグ端子をiPhoneのイヤホンジャックに直接接続して同期します。

up&fitbitone

 同期中は、上部に進行状況を示すプログレスバーが表示されます。このとき、UP本体のバッテリー残量と使用可能な日数も確認できます。なお、UP本体のデータ保存量は最大9カ月ぶんです。

Fitbit One

up&fitbitone

 ライフログの同期は、UPとは異なりワイヤレスで実行可能です。Bluetoothがオンになっていれば、アプリを起動するだけで自動的に同期が始まります。

up&fitbitone

 Fitibitアプリを起動すると、登録済みの本体の検出が始まります。カバーやベルト/ポケットに装着したまま、Fitibit本体を操作することなく同期が可能です。

■どんなデータが計測できる?

Jawbone UP

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 睡眠時間(青色)、歩数(オレンジ色)、消費カロリー(緑色)が棒グラフで表示されます。

up&fitbitone

 歩数だけでなく、移動距離/目標達成率/総消費カロリー/最長活動時間 /最長非活動時間といった詳細を確認できます。

up&fitbitone
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 UPでは歩数や睡眠時間を計測できるのはもちろんですが、食べ物の記録にも役立ちます。ホーム画面の上部の「食事」ボタンをタップしましょう。パッケージのバーコードを読み込んで食品を指定できるほか、撮影した写真を手動で記録することもできます。

Fitbit One

up&fitbitone
up&fitbitone

 計測データを本体のボタンを押すと液晶モニターに現在の歩数が表示され、押すごとに内容を切り替えられます。時間/歩数/消費カロリー/移動距離/登った回数などが確認できます。

up&fitbitone

 アプリを起動すると、歩数/距離/登った階数/消費カロリーが同期されます。上部の「<」や「>」を切り替えれば過去のデータも参照可能です。 

up&fitbitone

 Fitbitアプリでは、「体重」タブに体重や体脂肪率を手動で入力すれば、グラフで推移を確認できます。画面を横向きにするとより長期にわたる推移も確認可能です。

■ほかのサービスと連携はできない?

 「Jawbone UP」、「Fitbit One」ともに、米ウィジングス社の「Wi-Fi Body Scale」で計測した体重をワイヤレス同期可能です。Wi-Fi Body Scaleは、Wi-Fiを介してインターネットに接続し、体重/体脂肪率/BMI(肥満度)情報をアプリやウェブブラウザーに転送可能な体重計です。

Jawbone UP

up&fitbitone
up&fitbitone

 「UP」の「アプリ」メニューから「アプリギャラリー」を開き、「Withings」をタップ。自動的にSafariが起動し、Withingsのログイン画面が現れます。取得済みの体重計のアカウントでログインし、データの連携を認証すれば設定完了です。

up&fitbitone

 「Withings」を通じてWi-Fi Body Scaleで計測した体重がUPに自動的に取り込まれ、 ホーム画面上に表示されます。

Fitbit One

up&fitbitone

 「Withings」のウェブサイトにアクセスし、ログインします。「PartnerServices」の画面に表示されている「Fitibit」のアイコンをクリックしましょう。「Connect」ボタンをクリックすると自動的にFitbitのウェブサイト画面が開くので、ログイン後にWithingsのアカウントを入力して、連携設定を済せればOKです。

up&fitbitone

 Withingsの履歴データをインポートすれば、計測済みの過去の体重がFitbitの「体重」タブに取り込まれます。すでに入力済みのデータがある場合は、重複するので手動で削除しましょう。

 ここで紹介したのは、Jawbone UPとFitbit Oneで利用できる機能のごく一部です。MacPeople 8月号では、製品とアプリの設定方法から、連携アプリ、ウェブブラウザーで確認できる製品まで、より詳しく解説しています。ぜひチェックしてこの夏はライフログ管理を徹底しましょう!

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