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ダイオウイカ×プロジェクションマッピングに反応したら週末は六本木へ|Mac

2013年07月19日 16時30分更新

文● 諸富大輔MacPeople編集部) 撮影●山城大督

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金色に輝くダイオウイカがミッドタウンに出現!

 NHKエンタープライズがまたまたやってくれました! 実物大のダイオウイカの模型が、東京ミッドタウンのキャノピー・スクエアに吊り下げられているというだけでもシュールなのに、それを投影面にしてプロジェクションマッピングを実現するとは! フオオ、これは実物を見に行かなければなりますまいて!!

 投影されるのは、ダイオウイカが生息する小笠原諸島海域の気象データに基づいて生成した映像。つまり、立体模型(3D)+気象情報(1D)というわけで、「深海4Dスクエア」と名づけられたイベントなのであります。
 

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目まぐるしく表情を変えるイカちゃん。映像パターンは小笠原諸島海域の気象データを基にして生成されています
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映像投影前の「素」のイカちゃん。これだけでもかなりの迫力です
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投影中のイカちゃんのアップ。目玉がギロギロ動きます
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左下に見えるのが映像を投影するプロジェクター。3方向に合計7台あります

 もうね、行って見るしかないです。行きたいけど行けないという人のために、18日に実施されたリハーサルの写真や動画をここに置いておきますが、やっぱりプロジェクションマッピングは「体感」するのが大事。今週末首都圏にいらっしゃる方は、ぜひ足をお運びください。無料で見られますので。

 ちなみに、19時だとまだ空が少し明るいので、より鮮明な映像を見たいなら20時以降がオススメです。↓はダイジェスト動画。

 プログラムは1回3分と短めで、投影内容は毎回微妙に異なります。なにせ、小笠原海域の実際の気象データを基に映像が生成されるので、刻々と変わる気象状況に応じて、生成されるパターンも変わるというわけです。

 3時間分のデータを3分に圧縮しているので、映像はダイナミックに変化します。風が南から吹けば映像内のパーティクル(粒子)が下から上へ流れ、風向きが変わればパーティクルの動きも変わります。色の変化や輝度などにも意味がありますので、そのあたりを想像しながら見るのも一興ですよ。

■開催概要
日程 2013年7月19日(金)、20日(土)、21日(日)
時間 19時〜21時(各日)
会場 東京ミッドタウン キャノピー・スクエア(入場無料)

 

オマケ1:コントロールルーム

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 プロジェクションマッピングのコントロールルームにはMacが! 映像のレンダリングという重要な役目をMacBook Proが担当しているのは、Macユーザーとしては嬉しいところ。作品が「openFrameworks」(オープンフレームワークス)というツールを使って開発されている点も、ギーク的に要チェックのポイントです。
 

■オマケ2:広報用レンダリング画像

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 マッピングをイメージしたCG画像です。クールなイカちゃんをスマホなどの壁紙にしたい人はどうぞ。

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