週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

ダイオウイカ×プロジェクションマッピングに反応したら週末は六本木へ|Mac

2013年07月19日 16時30分更新

文● 諸富大輔MacPeople編集部) 撮影●山城大督

130719_moro_ika

金色に輝くダイオウイカがミッドタウンに出現!

 NHKエンタープライズがまたまたやってくれました! 実物大のダイオウイカの模型が、東京ミッドタウンのキャノピー・スクエアに吊り下げられているというだけでもシュールなのに、それを投影面にしてプロジェクションマッピングを実現するとは! フオオ、これは実物を見に行かなければなりますまいて!!

 投影されるのは、ダイオウイカが生息する小笠原諸島海域の気象データに基づいて生成した映像。つまり、立体模型(3D)+気象情報(1D)というわけで、「深海4Dスクエア」と名づけられたイベントなのであります。
 

130719_moro_ika
目まぐるしく表情を変えるイカちゃん。映像パターンは小笠原諸島海域の気象データを基にして生成されています
130719_moro_ika
映像投影前の「素」のイカちゃん。これだけでもかなりの迫力です
130719_moro_ika
投影中のイカちゃんのアップ。目玉がギロギロ動きます
130719_moro_ika
左下に見えるのが映像を投影するプロジェクター。3方向に合計7台あります

 もうね、行って見るしかないです。行きたいけど行けないという人のために、18日に実施されたリハーサルの写真や動画をここに置いておきますが、やっぱりプロジェクションマッピングは「体感」するのが大事。今週末首都圏にいらっしゃる方は、ぜひ足をお運びください。無料で見られますので。

 ちなみに、19時だとまだ空が少し明るいので、より鮮明な映像を見たいなら20時以降がオススメです。↓はダイジェスト動画。

 プログラムは1回3分と短めで、投影内容は毎回微妙に異なります。なにせ、小笠原海域の実際の気象データを基に映像が生成されるので、刻々と変わる気象状況に応じて、生成されるパターンも変わるというわけです。

 3時間分のデータを3分に圧縮しているので、映像はダイナミックに変化します。風が南から吹けば映像内のパーティクル(粒子)が下から上へ流れ、風向きが変わればパーティクルの動きも変わります。色の変化や輝度などにも意味がありますので、そのあたりを想像しながら見るのも一興ですよ。

■開催概要
日程 2013年7月19日(金)、20日(土)、21日(日)
時間 19時〜21時(各日)
会場 東京ミッドタウン キャノピー・スクエア(入場無料)

 

オマケ1:コントロールルーム

130719_moro_ika
130719_moro_ika

 プロジェクションマッピングのコントロールルームにはMacが! 映像のレンダリングという重要な役目をMacBook Proが担当しているのは、Macユーザーとしては嬉しいところ。作品が「openFrameworks」(オープンフレームワークス)というツールを使って開発されている点も、ギーク的に要チェックのポイントです。
 

■オマケ2:広報用レンダリング画像

130719_moro_ika
130719_moro_ika

 マッピングをイメージしたCG画像です。クールなイカちゃんをスマホなどの壁紙にしたい人はどうぞ。

【MacPeopleデジタル版をNewsstandでも配信中!】
1ヵ月の定期購読なら最新号が600円で読めます

Newsstand 電子雑誌をダウンロード

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります