MacPeopleにて好評連載中の「ユザーンの川越コンピューター学園」。ASCII.jpから週アスPLUSにお引っ越ししてきました(過去記事はASCII.jpまたはこちら)。
19回目のゲストは数々のアーティストのプロデュースを手がける亀田誠治さん。自由な学生時代を過ごされたという亀田さんとの愉快なお話を週アスPLUSの読者の皆さまに少しだけお見せいたします!!
今月の転入生:亀田誠治(かめだせいじ)
1964年生まれ、ニューヨーク出身。椎名林檎、平井堅、スピッツ、いきものがかりをはじめとする数々のアーティストを手がけるプロデューサー、アレンジャー、ベースプレーヤー。2004年から2012年までは椎名林檎率いる東京事変にベーシストとして在籍した。
■ネクタイが締められないんだよ
ユザーン 亀田さんって普段はこんな七三分けじゃないですよね。
亀田 今日は真面目な学生をイメージして。学ラン着るの初めてだからさ。
ユザーン そうなんですか。学生時代の制服はどんな感じでした?
亀田 中学のときはブレザーだったな。高校は私服。
ユザーン 私服の高校って、やっぱり自由な校風なんですか。
亀田 めっちゃ自由! 男子校でさ。
ユザーン どんな学校だろう。亀田さん、出身ってどこでしたっけ。
亀田 ニューヨークで生まれたんだけど、1年で日本に帰ってきてね。そのあとは関西方面を点々としてた。小学6年生まで大阪のほうにいて、それ以降は東京。
ユザーン じゃあ、その自由な高校は東京なんですね。校則はどんな感じでした?
亀田 校則なんかないも同然。下手すると出席すら取らないような。進学校だったんだけれども、生徒の自主性に任せる感じだった。
ユザーン なんだかいい学校ですね。
亀田 高校が私服で、そのあともずっと音楽家という自由業に就いてるじゃん? だから俺、あの、誰にも言わないでね。ネクタイが締められないんだよ。
ユザーン 誰にも言わないけど、誌面には載せますよ(笑)。
亀田 なんか自分でネクタイを締める、っていう習慣がないまま大人になっちゃって。
ユザーン でも、中学はブレザーだったんですよね?
亀田 ネクタイはなくて、ワイシャツにブレザーを羽織るだけの制服だったの。いまでも冠婚葬祭のときは奥さんが締めてくれるし、ステージだとスタイリストさんにやってもらってるんだ。
ユザーン 実は、僕もネクタイの締め方を知らないんですよ。
亀田 マジで?
ユザーン どうしてもネクタイを締めなきゃいけない局面で、しかも両親が留守にしていたりすると、向かいの家のチャイムを押して「すいません、ネクタイ締めてください」ってやってました。
亀田 そっかー。俺もいまだにそれだから。たぶん一生このままネクタイを締められずにいっちゃうんじゃないかって思う。ていうか、今日はネクタイの話をしに来たわけじゃないよね(笑)。
続きはMacPeople 2013年8月号(6月29日発売)で!
U-zhaan(ユザーン)
インドの打楽器「タブラ」の奏者。ザキール・フセイン氏、オニンド・チャタルジー氏に師事するため毎年インドに出かけている。インドでつぶやいたTwitterのコメントをまとめた書籍「ムンバイなう。」「ムンバイなう。2」(スペースシャワーネットワーク刊)が好評発売中
●関連サイト
・亀の恩返し
・U-zhaan Offcial Site
・Ben&Ben
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