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18万円とお値打ちな日本製高精度3Dプリンターが登場

2013年07月08日 10時00分更新

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 オープンキューブは7月8日、20万円切りの低価格3Dプリンター『SCOOVO C170』を発表しました。7月29日発売予定です。

 『SCOOVO C170』は最大造形サイズ150(W)×150(D)×175(H)ミリを実現し、最小積層ピッチは0.1ミリ。

 7万円クラスの低価格3Dプリンターは造形サイズが90ミリ以下と小さい製品が多いですが、『SCOOVO C170』は高さ123.8ミリのiPhone5のスマホケースを単体で印刷できるのが◎。

 ライバルは同じくフィラメントを積層する方式のMakerBot社『Replicator 2』(直販価格26万4800円)でしょう! 『Replicator 2』の最大造形サイズは153×155×285ミリ、最小積層ピッチは0.1ミリ。造形サイズは『Replicator 2』が上ですが精度は同等。印刷時間が気になりますね!

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 3D印刷の素材となる純正フィラメントは税込みで1キロ4200円と超低価格。『Replicator 2』の純正フィラメントは1キロで1万800円なので半額以下。このランニングコストの安さが最大の魅力。

 安全性に優れる非加熱式のベッドを採用することで安心して使え、かつ低消費電力にも寄与。3D CADで広く使われている“.stl”形式に対応しているのも安心です。

 マニュアルと専用ソフトウェアは日本語に対応しており、本体は国内の工場で生産されています。無償サポート期間は1年間。

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 20万円以下のコストで本格的な3D印刷が楽しめる『SCOOVO C170』。オリジナルのスマホケースやプラモのディテールアップパーツ印刷などが捗りそうです。

SPEC
ヘッド数 1
最小積層ピッチ 100μ(0.1mm)
最大造形サイズ 150(W)×150(D)×175(H)mm
サポート除去方法 ブレークアウェイ式
ファイルデータ転送方法 USB2.0ケーブル
造形マテリアル PLA(ポリ乳酸)フィラメント
サイズ/重量 376(W)×333(D)×404(H)mm/約15kg
対応OS Windows8・7・Vista・XP

 付属品
・専用ACアダプター、USB2.0ケーブル、PLAフィラメント(1kg、ホワイト)、SCOOVO Studio(日本語ソフトウェア)、テスト用3Dモデリングデータセット(.stlファイル)、日本語取り扱い説明書ほか

SCOOVO C170
メーカー:オープンキューブ
発売日:7月29日(月)発売予定
予価:18万9000円(本体、税込み)
・アクリルセーフティーパネル(3点セット):1万500円 ・純正PLAフィラメント(1kg/ロール):4200円
    

■関連サイト
オープンキューブ(製品情報)

(7月8日13:00更新)記事中のPLA方式の精度と非加熱式ベッドに関する記述内容を訂正しました。

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