SCE、マイクロソフトの新ハード発表のニュースに押され、またカンファレンスを行なわなずと、E3開催前はやや存在感を欠いた老舗・任天堂。しかし、ブースに行ってみれば、プレーができるWii Uタイトルがズラリ。
人気シリーズの最新作や、多彩なジャンルで構成された充実のラインナップが、“ゲームが本業”の会社であることを感じさせている。ここでは、注目タイトルを会場でのプレーの様子とあわせてお届けする。
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マリオカート8
初のHD画質となったシリーズ最新作は、グラフィックがこれまで以上にカラフル。陸上のコースだけに飽きたらず、すでに空を飛んだり海に潜ったりしている『マリオカート』だが、本作では壁や天井をも自由に走ることが可能に。Wii Uゲームパッドでの操作は、パッドを傾けてのハンドル操作や、手元にはコースと順位を表示することも可能となっていた。
スーパーマリオ3Dワールド
ニンテンドー3DSで発売された『スーパーマリオ3Dランド』の上位版とでも言うべき内容で、4人同時プレーが可能なのが特徴。立体的なコースを攻略していく3Dアスレチックアクションで、基本は見下ろし型の視点だが、ゲームパッドで視点操作をして隠れたコースやアイテムを発見できるようになっている。恒例のマリオの変身姿は“ネコマリオ”。アイテムの鈴を取ることで、ひっかき攻撃や爪を立てて壁を登るといったアクションが可能となる。ニャンニャン!
ベヨネッタ2
主人公の美魔女“ベヨネッタ”を操作して敵を倒していくゴリゴリのアクション。思わず「うわっ、やべっ!」と声が出るシーンが続出のクライマックス感は健在で、会場での試遊では、ビルの壁面から超巨大モンスターが出現したり、ジェット戦闘機の上を飛び移りながら敵と戦っていた。スティック+ボタンでの操作に加え、Wii Uゲームパッドの画面をタッチしての操作にも対応していたのがオドロキ!
ピクミン3
CMソングが一時期話題となった『ピクミン』の最新作。HD画質となったことで、ステージの生々しさや、ピクミンたちのチマチマ感が一層増した印象。硬い体を持つ岩ピクミン、空を飛べる羽ピクミンと、2種類の新種が登場するのも特徴だ。
The Wonderful 101
ヒーロー軍団を操作するアクションゲーム。ひとりひとりのサイズは小さいけれど、全員で連携して剣や射撃といった、さまざまな属性の攻撃を繰り出し、巨大な敵に立ち向かう。
ゼルダの伝説 風のタクト HD
猫目のリンクが活躍する、ゲームキューブで発売されたアドベンチャー作を、HDグラフィックにてリメイク。独特の風合いを持つ映像がさらに強化されている。プレーで見つけた攻略法などを“ボトル”で流し、ほかのプレイヤーと共有するネットワーク機能が追加されている。
Skylanders SWAP Froce
複数のキャラクターを切り替えながら進むアクションゲームなのだが、フィギュアをWii Uゲームパッドに搭載されたNFCリーダーにかざして切り替えるのが特徴。
ニンテンドー3DSのタイトルは、場内を歩いているコンパニオンが「これ遊ぶかしら?」と手渡してくれるスタイルの展示。どの娘もマリオ&ルイージの帽子をかぶっていてチャーミング。
任天堂の顔、マリオとルイージもブースを賑わせる。写真は、同郷(?)のイタリアからの来場者との記念撮影に応じた一幕も。
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任天堂
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