LINEは5月10日(金)15時以降、iPhone版LINEにおいて、友だちへの有料スタンプ プレゼント機能を提供終了した。LINE公式ブログによれば、この提供終了についてはAppleからの要請を受けて実施したものだとコメントしている。
使えなくなった機能、すでにプレゼント用のコインを購入している場合の対応などは以下のとおりとなっている
▼iPhone版LINEで利用できなくなったこと
・友だちへの有料スタンプのプレゼント (※コイン残高がある場合を除く)
・スタンプをプレゼントするために必要なコインの購入
▼スタンププレゼント用コインの残高がある場合
スタンププレゼント用コインが100コイン以上残っている場合は、全額を使い切るまでご利用いただけます。
もし、残額が50コインのみで何もプレゼントすることができない場合は、下記のヘルプページ内の問い合わせフォームからご連絡下さい。有料スタンプ1パッケージの最少額である100コインになるよう、不足分コインを付与いたします。
詳細とお問い合わせはこちら: http://line.naver.jp/help/categoryId/10187#10341
現状、スマートフォンでの有料スタンププレゼントは、Android端末でのみ使えるということになる。
LINEがスマートフォンアプリEXPO2013で言及した全年齢に及ぶユーザー分布や(関連リンク)、先日公開した“10代版LINEの使い方記事”(関連リンク)でも見て取れるように、LINEはキャリアメールはもちろん、単なるメッセージングサービスの域をこえて、スマートフォン(フィーチャーフォンにも一応対応)のインフラとなりつつある。
有料スタンププレゼントが、コミュニケーション手段としての一翼を担っていたのは多かれ少なかれ事実。またそれより重要なのは、1億5000万ユーザーを超える巨大メッセージングサービスに対して、“iPhoneでのみフル機能が使えない”状況をつくってしまうことがアップルにとってメリットがあるとは思えない。
今回の対応については、アップルの真意がどこにあるのか、国内でも今後議論が巻き起こりそうだ。
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