アメリカはカルフォルニア州サンホセで行なわれているGPUテクノロジーカンファレンスにて、NVIDIAが次期GPUのロードマップを発表しました。
NVIDIA公式ブログ(関連サイト)
これによると、現在発売されているコードネーム“Kelper”のGeForce 600シリーズの次にあたる“Maxwell”はすでに発表済みで、“unified virtual memory”を採用。そして、新たに発表されたのがその次のコードネーム“Volta”。“stacked DRAM”という新技術を搭載し、より電力効率を高めているという。なお、GeForce 800シリーズともいわれているMaxwellは、スライドによると2014年に登場しそうだ。
またに、モバイル向けコアのTegraのロードマップも更新。2013年初頭に発表され、年内登場予定のLTEモデム内蔵のTegra 4に続いて、2014年登場予定のKeplerベースでCUDAやOpenGL4.3に対応する“Logan”、Denver CPUとMaxwell GPUを統合した“Parker”と続く予定だ。
そして最後にボードを見せたのが“KAYLA”いう超低消費電力GPU。これは、ARMベースのコンピューター、つまりタブレットサイズの端末用GPUとのこと。デモでは、リアルタイムレイトレーシングという負荷が高い演算処理を行なっていた。CUDA 5やPhysXといった技術が小さな端末で利用できるようになる。
GPU TECHNOLOGY CONFERENCE(関連サイト)
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