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HTC Oneがどのくらいフラグシップなのか触ってみた:MWC2013

2013年02月25日 22時40分更新

 HTCは開催中のMW2013において、2月19日に発表したばかりの最新モデル『HTC One』を展示。ニュースフィードを流せるHTC BlinkFeed、フロントのデュアルスピーカーで迫力あるサウンドを楽しめるHTC BoomSoundなどHTC Oneの新機能を大きくアピールしていました。

HTC Oneのがズラリと並べたHTCブース
MWC2013『HTC One』

 HTC Oneは2月19日のアメリカで行われた発表会の後、実機の大々的な展示を行うのはこのMWC2013が初めてとなります。ブース内はHTC Oneのみを展示し、最新のフラッグシップモデルを大きくアピールしていました。

アルミの質感は高級感あります!
MWC2013『HTC One』

 HTC Oneのボディーはアルミ製、金属の質感が非常にスタイリッシュ。ディスプレイ上下にはデュアルスピーカーを搭載しています。ディスプレイは4.7インチのフルHD。本体サイズは68.2(W)×9.3(D)×137.4(H)ミリですが、思ったほど大きく感じません。これはディスプレイのガラスを本体の側面いっぱいまで使ったデザインだからでしょう。

側面もすっきりとした仕上げ
MWC2013『HTC One』

 側面のボリュームボタンは本体とツライチで目立ちません。ディスプレイのガラスが外枠いっぱいまできている構造が側面から見るとよくわかります。

上部には電源ボタンとヘッドフォンジャック
MWC2013『HTC One』

 背面は若干カーブを描いた形状になっているので、持ったときに手の平へフィット。ヘッドフォンからの音楽再生もHTCならではのBeats Audioサウンドで非常にクリア。音楽専用プレーヤー以上の音質といっても過言ではありません。

ブラックはより落ち着いた雰囲気
MWC2013『HTC One』

 本体のカラバリはシルバーとブラック。ブラックボディーはより落ち着いた印象です。どちらもツヤを抑えた表面処理。

F2.0のレンズ、HDRビデオ撮影も可能
MWC2013『HTC One』

 カメラは“HTC UltraPixel”技術を用いて、従来モデルの3倍の受光感度を実現。F値2.0のレンズを搭載し、HDRビデオ撮影やスローモーション撮影など多彩な撮影機能に対応しています。

ホーム画面でフィードを読めるBlinkFeed
MWC2013『HTC One』

 HTC Oneの最大の新機能はホーム画面にニュースフィードを表示できる“HTC BlinkFeed”。FacebookやTwitterなどのソーシャルサービスやカレンダー、そしてスポーツなどのニュースを流すことができます。ニュース系のフィードはあらかじめ多くのサイトが登録されているので、選択も簡単。また一時的にオン・オフも出来るので「Facebookを一時停止する」「サッカーニュースだけを見たい」といった切り替えも可能です。

純正のボディージャケットも
MWC2013『HTC One』

 カバーなどのアクセサリも純正品が提供される予定です。ボディーカバーは3つのパーツに分かれており、HTC Oneを完全に保護してくれます。デュアルスピーカー部分はしっかりと穴が開いており、異なるカラーのパーツを組み合わせることでカラバリも楽しめるようです。

スタンドにもなるフリップカバー
MWC2013『HTC One』

 またフリップタイプのカバーはHTC Oneのディスプレイ部分を手帳のように保護するだけではなく、背面中央から曲げることでスタンドにもなります。外出中に動画を見るときなど便利そうです。

日本での発売を熱烈期待!
MWC2013『HTC One』

●おもなスペック
OS:Android 4.1(4.2アップデート予定)
CPU:Snapdragon 600(1.7GHz、クアッドコア)
メモリー:2GB
ストレージ:32/64GB(マイクロSDカード非対応)
カメラ:画素数非公開(インカメラ210万画素)
ディスプレー:4.7インチ(1080×1920ドット、468dpi)
バッテリー:2300mAh
サイズ:68.2(W)×9.3(D)×137.4(H)mm
重量:143g

●関連サイト
HTC One製品ページ(英文)

MWC2013まとめ

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