UEIが開発中のenchant.jsベースの専用ハード『enchantMOON』のプロモーションムービー第3弾が公開されました(第1弾と第2弾のムービーはコチラの記事から)。
第1弾では取っ手のついたタブレットらしきものをチラ見せ、第2弾では謎の少女がそのタブレットにペン入力を行ない、おもむろに上を見上げる、そこには月が輝いていました。そして、第3弾ではその少女がタブレットに“MOON”と書くと、空の月はどこかに消え、少女はたまらず月を探しに謎の施設を飛び出します。
いまのところわかっている『enchantMOON』の概要は、タブレット形状でペン入力可能。ラフスケッチでは取っ手部にはストラップが装着できるようになっており、ちょうど肩からかけられる形になってます。また、中身は“Android OSをソースコードレベルで徹底的にカスタマイズし、手書き入力を基本にすえたまったく新しい操作系をもつタブレットに仕上げている”らしく、“文字認識は、認識精度の高さでも有名なMetamoziの『mazec』と同じエンジンを使っている”とのこと。
また、今回特別にUEIから入手した1枚の画像があります。画像には、“Frame”や“Puppet”、“score”、“Game over”など、ゲーム開発をにおわす単語がガンガン出ちゃってますね。UEIによれば、これはプログラミング言語『MOON BLOCK』の動作イメージの画像ということです。もしも、この空白のスペースに数字やテキストを入力するだけで、ゲームが開発できるとしたら非常に画期的なタブレットデバイスになることでしょう。ちなみにこちらはまだ開発中のもののため、変更する場合もあるそうです。
いまだ気になる本体サイズやプロセッサーなどのスペックは明かされていないものの、本日から始まったCES2013でその詳細が明らかになる予定。ラストのPV第4弾が非常に気になります。
●関連リンク
enchantMOON公式サイト
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3,150円
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