UEIが開発中のタブレットデバイス、enchantMOONのティザーPV第二弾が公開開始された(Vol.1の記事はコチラ)。PVのVol.1では一瞬見えただけだったタブレットの具体的な形状が垣間見える内容になっている。合わせて、試作機と思われる実機写真も公開になった。
また、Vol.2で覚醒する謎の少女の操作からもわかるように、ペン入力が備わっていることは間違いない。
UEIはケータイ/スマートデバイス向けのミドルウェアやアプリ開発で存在感を示して来た会社だが、一方でiOS Appの初期から、アイデア志向のプランニングノート『Zeptopad』を送り出すなど、アプリのアイデアと魅せ方にこだわりがあるプログラマー集団としても知られる。
UEIによれば、enchantMOONは単に『ペン入力ができるだけのタブレット』というものではなく、Android OSをソースコードレベルで徹底的にカスタマイズし、手書き入力を基本にすえたまったく新しい操作系をもつタブレットに仕上げているという。文字認識は、認識精度の高さでも有名なMetamoziの『mazec』と同じエンジンを使っているとのことで、ストレスのない認識・入力が期待できそうだ。
次回のVol.3は、実機が出展される北米家電ショー『CES2013』の開催にあわせて1/8に公開される予定だ。
↑画面の解像度や、ペン入力が静電容量なのか感圧式なのか、サイズ・重量などは不明。ペンとのサイズ比率で考えると、実機は10インチ級かもしれない(iPad miniと一般的なペンの比率よりも、明らかに縦が長い) |
↑持ち手のヒンジ部は裏側に折り畳むことでスタンドにもなる仕組み。また液晶面と、その90度上側の本体上面(裏面ではない)にもレンズがあり、カメラ撮影できる仕組みになっている。 |
●関連リンク
enchantMOON公式サイト
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3,150円
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