海外に引き続き日本でもまもなく2世代目の『GALAXY Note II』が登場するGALAXY Noteシリーズ。5インチ超えの大画面とワコム技術のスタイラスペン“Sペン”が大きな魅力となっています。
純正のSペンもいろいろ出てきてます |
GALAXY Noteも初代、10.1、そして今回のNote IIと3機種目になり、Sペンも各機種ごとにサイズの異なる3種類が登場しています。また初代用のSペンのグリップ感をよくするホルダーや、より大きいサイズのものなど純正品の種類も増えています。今回紹介するのはそのSペンをより便利にした多機能製品です。
Bluetoothヘッドセット内蔵のSペン |
『BT S Pen』(HM5100)はSペンにBluetoothヘッドセットを内蔵させた複合製品。なんで今までこんな製品がなかったんだろう、っていうアイデア商品です。実は海外の展示会ではかなり前から参考出展はされていたのですが、いまになって製品としてようやく出てきたのはGALAXY Note IIの発売を意識してのことでしょうか。
一見すると普通のペン |
HM5100本体は普通に売っていそうなボールペンやサインペンサイズ。でも先端はペンではなくSペンのスタイラスになっていますね。そしてクリップが付いているので普段は胸ポケットなどに入れておくことができます。これだけ太ければ、本物のペンのように握りやすそう。
GALAXY Noteですらすらと書き込みできます |
さっそく使ってみましたが、本体付属のSペンよりも握りやすくすらすらと画面への書き込みやタッチ操作ができます。初代ノートのSペンを太いペンサイズに変換できるホルダーが海外では販売されていますが、握り心地はそれとほぼ同等。快適に書き込みできます。
ペン先は交換可能、予備も付属 |
ところでペン先が消耗して書き味が鈍ってきた場合、Sペンならば買い換えればいいのでしょうが、このHM5100はお値段1万円くらいしますし長い期間使いたいものですよね。書き味が悪くなったからといってすぐに買い替えできるものではありません。そのあたりはちゃんと考えられていて、替え芯がいくつか付属しているんです。交換は付属のリング状の工具を使ってペン先を引き抜くだけと簡単。
分解してメンテナンスもできるようです |
またペンの動きが微妙にイマイチ、なんて時はペン先をはずしてメンテナンスも可能。ペン先を回転させてはずすと、中から出てきたのはSペンの下半身部分。パッケージに“Note 10.1”と書いてあることから、これはGALAXY Note 10.1の内蔵Sペンを流用しているようです。なお10.1用とありますが、もちろん初代のGALAXY NoteやGALAXY Note IIでも利用できますよ。
充電はトップ部分からマイクロUSBで |
さてと、このHM5100はBluetoothヘッドセットですから充電しなくてはいけませんね。充電はペンの上部のキャップを開け、マイクロUSBで行ないます。まぁこのあたりは最近のスマートフォンの周辺機器では標準的。専用端子ではないのが使いやすいところです。
本体側面には電源や音量上下ボタンも |
充電が完了したら本体側面の電源ボタンを押して電源を入れましょう。その下にある音量上下ボタンの真ん中には電源のインジケーターランプがあります。なお電話がかかってきたときは、電源ボタンを押すと受話、通話が終わったらボタンを押せば切断されます。
Bluetooth検索してペアリングすれば利用開始 |
あとはスマートフォン側からBluetooth検索をすれば、HM5100が見えますのでペアリングすればオーケー。パスキーいらずでそのまま接続されます。これでGALAXY Noteを使いながら、着信があってもこのHM5100で電話を取って通話できるんですね。
なおほかのスマートフォンとペアリングしておくのもいいかもしれません。GALAXY NoteではHM5100を純粋にSペンとして使い、ほかのスマートフォンでの通話はHM5100をBluetoothヘッドセットとして利用する、というのも便利な使い方かもしれません。
さっそく使ってもらいました。結構便利! |
てなことで屋外で使ってみましょう。GALAXY Note IIを使っている最中に着信、そのまま電話を受けることができるのはすごく便利。これは通話頻度が多いGALAXY Noteユーザーには必須のアイテムかもしれませんよ。11月中旬には日本でも発売予定のGALAXY Note II。こんなアクセサリーもぜひ同時に発売して欲しいものですね。
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