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このトゥギャリはつぶやきの宝石箱や~

ボカロPと1人デート【トゥギャッター通信】第99回

2012年10月06日 12時00分更新

文● めるり広田稔 イラスト●robops 編集●Web担サカモト

 トゥギャッターのまとめの中から「これは!」という注目のトゥギャりを厳選してピックアップ。今週の見所は、とある事件がきっかけで職場で正体がバレてしまったボカロPの話と1人でも女の子とデートしているふうに見える写真を撮るテクなどなど、ツイッターでみんなが盛り上がった話題をまるっとチェック!

トゥギャッター通信:トゥギャッたん

 

東京ディズニーリゾートで、初めて行われた結婚式の様子

 先月28日、千葉県浦安市にある東京ディズニーランドの園内にて結婚式が行なわれた。開演以来初めての結婚式で、式場はディズニーランドのシンボルである“シンデレラ城”だというのだから、その注目度の高さがうかがえるというもの。その様子を報道陣だけでなく、一般の入場者も多く撮影していた。

 新郎新婦がオープンカーで園内をパレードしたり、マーチングバンドが行進したりするばかりか、会場となったシンデレラ城自体がキラキラ輝く演出などもあったというから驚きだ。園内で見ていた人たちも、「これはスゴい結婚式だ!」や「まさにロイヤルウエディング」など、ディズニーで行われるにふさわしい催しに感動していたようだ。式の模様を撮影した写真もまとめられてあるこの記事で、当日の感動を体感してみよう。

Togetter: シンデレラ城がキラキラに『ディズニーランドで初の結婚式』現地レポート写真 まとめ

 

 

ボカロPが社内での説教を実況→上司がファンでした

 ネットの有名人の中には、周囲の人に自分の活動を隠している人も多い。そこで一番怖いのが、本人だと身バレしてしまうこと。本記事は、ボーカロイドの作曲者(ボカロP)として知られる“チーターガールP”が、自分が勤める会社でほかの社員が説教されている……と実況しだしたところから始まる。ほかの社員たちも面白がってその模様をTwitterやFacebookなどに投稿していたのだが、その中に会社のアカウントを使っていた人がいた。この人物が不安になって部長に投稿内容をチェックしてもらった際、一緒に実況していた社員を全て報告したことから、事態は思わぬ展開を迎える。

 実は部長がチーターガールPの大ファンだったため、Twitterからあっさり本人だと特定されてしまったのだ。それをきっかけに、職場のPCで自作の曲を流される、「イベントで会っても無視するから大丈夫!」と声をかけられるなど、散々な目にあったという。他人をおもしろがっていたら、自分に不幸が降り掛かってきたという、まるでコントのような流れが抱腹絶倒のまとめだ。しかし、同じような経験がある人は、身につまされる内容かもしれない。

Togetter:会社の説教を実況していたボカロPが職場バレした模様。実は部長がファンだった

 

 

1人きりでも怖くない! 女の子とカフェデートしている写真を撮る方法

 今週、Twitterで話題となっていたのが、女の子とカフェデートしている風の写真を、自分一人で撮るというテクニックだ。まずは三脚にカメラやスマホをセットし、テーブルなどを挟んだ向かい側に立てる。さらに飲み物をフレーム内に収まるように2つ置いてシャッターを切れば、いかにもデート相手が自分を撮ってる雰囲気に仕上がる。カフェで撮った写真をSNSなどに投稿することが当たり前な今日における、男の面目を保つための珍アイデアといえる。

 この方法に対して、やっているのを想像するだけで淋しい気持ちになる、すごく悲しい……などの率直な感想を残す人も多かったが、「今度俺もやってみるか」や「完全に常識を逆手にとっている」など、発想の斬新さに感心している声もあった。リンク先には、とても一人で撮影したとは思えない完成度の高い画像があるので、ぜひチェックしてほしい。

Togetter:「1人で女の子とカフェデートしている写真を撮る方法」が秀逸すぎると話題に!公園デートバージョンも。

 

 

「よく死にませんでしたね」……お医者さんに言われた衝撃的な言葉

 「本当は儲かるから治したくないんだよね」「よく死にませんでしたね」──。怪我をしたときや、病気になったときは、こちらが安心するような言葉をかけてほしいもの。そんな場面で、冒頭に挙げたような発言をされたとしたらどうだろうか。今週、Twitterでは、お医者さんにこんなことを言われたという体験をつぶやくハッシュタグ、「#ドクターに言われた衝撃的な言葉」が流行していた。

 やはり面白いのは、オブラートに包まれずに伝えられたぶっちゃけ発言の数々。「う~ん、分からないですね。現時点では大丈夫です」などは、自分が言われたら正直すぎてかえって不安になってしまうだろう。また、点滴を刺したときに「あっ!間違えた」と声を上げられたというショッキングな経験を告白する人もいた。思わずニヤリとするまとめだが、お医者さんにかかる前には読まないほうがいいかも。

Togetter:ドクターに言われた衝撃的な言葉

 

 

「コンテンツを支えるのはファン」に対するひろゆきの考えとは

 動画や画像、文章など、このところネットで見られるコンテンツは、無料のものでもどんどんクオリティーが上がってきている。一方、タダ見で十分楽しめる環境があっても、コンテンツにお金を払って見る人も少なくない。この理由を、kawango38さん(“ニコニコ動画”で知られるIT企業、ドワンゴの会長である川上量生氏と思われるアカウント)がTwitterで考察していた。

 AKB48やジャニーズのCDが売れていることを例に出し、ファンはもちろん質も見ているが、そういうものを乗り越えて自分の好きという気持ちにお金を払って、マーケットを支えていると主張。逆に、質が高くないなどの理由をつけてお金を払わない人もいて、その代表例は『2ちゃんねる』の元管理人として有名な西村博之(ひろゆき)氏だと語っていた。彼はイベントや事件など常に新しいものに興味があって、シリーズものなどは見ないという。

 この発言を受けて、ひろゆき氏は「固定ファンを得て惰性で続いてる作品は、見ても得られるものがないから時間の無駄なのです」とツイート。CDで大ヒットがなくなったように、「みんなが好きな人」がいない現代では、面白いモノを作らないと大成できないと反論していた。2人のぶつかり合うコンテンツ論に加えて、彼らに“@”でよせられたコメントも参考になるので、コンテンツビジネスに関わる人はぜひ読んでおきたい。

Togetter:かわんごさん、ひろゆきさんらのコンテンツ論

 

次点のトゥギャり

 そのほか、今回紹介しきれなかった興味深いトゥギャりをリンクでどうぞ。トゥギャ通が好きな人は、こちらも楽しめるかもしれません。

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協力:Togetterトゥギャッたん

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