ACCNのモバイル日記

iPhone 5の背面保護フィルムを完璧に貼る方法

2012年10月04日 18時00分更新

文● ACCN　撮影●髙野裕靖

　iPhone 5のアクセサリー市場は、メーカーのフライング販売のせいで粗悪品で溢れ、混沌とした状況となっており、選択の際は実に注意が必要です。とくに背面保護フィルムは私、サイズの合っていない粗悪品をつかまされましてね……。愛人のミヤビックスM谷社長に正直に浮気を告白し、涙ながらに訴えたら無言で胸を叩いてウィンクしてくださったので、じっとお待ち申し上げておりました。


以前つかまれた粗悪品
↑フォーカルのiPhone 5より先に売っていたやつですね。ツライチなので素材の境界に空気が入り込んでしまう。カメラレンズの"抜き”の位置も合っていません。さすがに量販店からは姿を消しておりましたが、大手がこんなん堂々と売っていたんですから世も末ね……。

　そして、ようやく昨日ご紹介したケースと一緒に背面フィルムが届いた……のですが、あらヤダ偶然にも、もうひとりの愛人、pocketgamesのH野店長からも背面フィルムが届いているじゃありませんか！そりゃ確かに二股かけるオイラが悪いさ。でも、すべてはiPhone 5のため。両者の背面シートを比較せざるを得ない状況に追い込まれてしまいました。とりあえず、どっちも貼ってみましょう。背面フィルムは3P（！）構成になっていて、中央のアルミ部分、上下のガラス部分に分かれています。


カンペキに貼れます
↑上がミヤビックスのフィルムで、下がpocketgamesのモノ。カメラレンズ周りの"抜き”の形状が異なっています。ミヤビックスのほうが極限にチャレンジしている気がしますね。pocketgamesは光沢とマットの2タイプ用意しています（ミヤビックスの背面フィルムは光沢タイプのみ）。

　なお、"抜き型占い”の第一人者の先生に見ていただいたところ、ミヤビックスの抜きは内向的、几帳面、打たれ弱い、pocketgamesの抜きは大胆、奔放、両者に共通するのはスケベであるということでした。

　さすがミヤビックスもpocketgamesもPDA時代から保護フィルムをつくり続けてきた老舗だけあります。当然、しっかりと実機で検証されておりますから、どちらを選んでも間違いナシ！まぁオッペンハイマー的には両方とも買っていただけるのが一番丸く収まるんですがね（でも、お二方も仲はよろしいんですよ実は。いよいよややこしいですが）。

　以下は本邦初披露となります、両社共通iPhone 5背面保護フィルムの完璧な貼り方手順です。ご参考までに。


用意するモノ
↑テープと拭くモノがあるといいんですが、iPhone 5のアルミ素材はホント柔らかく、乾いた布ですらキズになることも……。フィルムを貼る面は、市販のメガネクリーナーなど速乾性のあるウェットティッシュで軽くサッとやるといいです。


軽くサッとやります
↑まだ新品で購入時のフィルムが貼ってある状態なら、この手順は省いていいかも。


中央アルミ部分から貼ります
↑ガラス部より先にこちらを。両端にテープをつけてピンと伸ばした状態で位置を合わせつつアプローチ。先に貼る理由は、ガラス部のフィルムは小さいため、アプローチ用のテープでピッと剥がしてしまうことがあるからです。

　中央のアルミ部分はガラス部分と異なり、一度フィルムを貼ってしまうとなかなか剥がすのが困難なので注意が必要です。もしゴミが入ってしまった場合は、セロテープより粘着性の強いガムテープなどでめくり上げ、裏側からセロテープでペタペタとやって除去するといいでしょう。


上下のガラス部に貼ります
↑順番はどちらでも。アプローチのテープは一端で十分。上部はレンズが中心に覗くよう位置を合わせ、下部は上下左右のエッジがそろうように貼りましょう。


完璧に貼れました！
↑なお、ブラックモデルはアップルのロゴとiPhoneの印字がホワイトモデルと違って微妙に浮き出ているのです。よって、わずかにその周囲に空気が入ってしまう……まぁ、これは仕方ありませんね。