imationより発表された『LINK Power Drive』はiPhoneのメモリ不足とバッテリー不足を解消する、ストレージ内蔵のいわゆる一芸系モバイルバッテリーなのですが、実際に使ってみたら予想以上に便利だったので、スミマセン少々お付き合いください。
LINK Power Drive |
写真や動画など大容量データの高速転送に
LightningコネクタとUSB端子を装備。iOSデバイスからのデータ移行・保存・バックアップ、LINK Power Drive内に保存してあるデータをiOSデバイスで再生(動画・映画・音楽等)、PCへのデータ移行が可能。ストレージ容量は16GB、32GB、64GBの3種類。
3,000mAhバッテリーを搭載
iOSデバイスを充電(iPhone 5約1回フル充電)データストリーミング時でも同時に充電が可能。
無料アプリでデータ管理
無料アプリ‘Power Drive’でデータを管理。
対応OS:Windows XP/Windows Vista/Windows 7/ Windows 8/Windows 8.1 Mac OS X 10.1以降。
↑Lightningコネクターを搭載したモバイルバッテリー付きのストレージ。 |
↑バッテリー容量は3000mAh。LEDで残量がわかります。 |
↑本体に引き出しがついていて、何だろう? と思ったらスタンドになるのでした。コレだけでも地味に便利だわ。充電しながら動画を楽しめます。 |
↑ケーブルが直接Lightningなのもうれしい。USBはバッテリー本体の充電とPCとのデータ接続(後述)用です。なお、同期ケーブルとしては使えません。 |
↑データのやりとりには専用アプリ(無料)が必要。初回接続時に自動でストアを表示してくれます。 |
↑iOSの仕様上、iPhone上の別のアプリからLINK Power Driveのデータにはアクセスできません。カメラロール、すなわちiPhoneで撮影した写真はLINK Power Driveへ転送できます。 |
↑iPhoneにLINK Power Driveが接続されているか否かで、アクセスできる領域がアプリ上でも一目瞭然。 |
↑こちらがLINK Power Driveが接続されている状態。アイコンが濃い色になってアクティブになっているのがわかります。 |
↑“ローカルストレージ”がiPhone内、“外部ストレージ”がLINK Power Drive内のデータを示します。 |
↑LINK Power Driveと同じ構造のディレクトリをアプリ内に設け、 双方でデータをやりとりするしくみです。これはiOSがシステム内にアクセス可能なディレクトリを設けていないためです。 |
↑LINK Power Drive上の写真や動画を本体にコピーせずにアプリ上で実行できます。それもほとんど待ち時間なく。 |
↑アプリはiPadにもネイティブ対応しています(充電サポートはiPad miniのみ)。PCやクラウドを介せずiOSデバイス間でファイルを共有できるのは大きな強み。 ビジネスなどで人に何か(ファイルを)見せたい、でも端末を渡したくないときなどにも便利でしょう。「ここに入ってるからアンタのiPadで見ぃや」ってね。 |
↑PCにつないでLINK Power Driveへの読み書きも行なえます。iTunesをインストールしていないPCとのデータのやりとりもあっと言う間にです。 むろん、動画を放り込んでおけば、iPhone、iPadで再生できちゃいます |
Lighetning対応のUSBメモリー型、ジャケット型のストレージ製品はありましたが、前者は転送速度が遅い、後者は使い回しが効かないといったデメリットがありました。LINK Power Driveはバッテリーの一部を転送の負荷に割り当てているため、動画再生までローカルにコピーせず可能となっている現状、唯一の製品です。
また、iPhoneの16GBモデルユーザーなど、OSアップデートの際、ストレージが足りずにOTAで実行できなかったなんて話をよく耳にします。圧迫しているデータがほとんど写真というような方は、LINK Power Driveに一時的に待避させて領域を稼ぐこともできるでしょう。活用の幅がかなり広い、このモバイルバッテリー内蔵ストレージ。石油王だったら週アスの付録にしたかったくらいだと、アックン・オッペンハイマーは述べています。石油王じゃなくてゴメンナサイ。アスキーストアでもお取り扱いしておりますので、ぜひご検討くださいね。
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