週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

ヘルシンキでAngry Birdsを食べちゃおう

2012年09月12日 12時00分更新

 IFA2012取材のあと、フィンランドの首都ヘルシンキを訪問して新しいノキアのLumiaを見てきました。さてフィンランド名物と言えば、そのノキア、ムーミン、オーロラ、トナカイ料理なんてのが思い浮かびますね。

フィンランドと言えばもちろんノキア!
ヘルシンキでAngry Birdsを食べちゃおう

 でもノキアは最近やや元気がありません。発表されたLumia新製品はモノがいいだけにがんばってほしいところです。一方最近になってフィンランドの顔として急成長しているのがこちら。そう、あの“鳥”たちです。

新しいフィンランドの顔はAngry Birds
ヘルシンキでAngry Birdsを食べちゃおう

 Angry Birdsの開発元、Rovioはフィンランドの企業。と言うことはフィンランドはもしかするとAngry Birdsグッズだらけなのかもしれません。さっそくヘルシンキ市内を散歩がてら歩き回り、Angry Birdsのどんな商品が売られているか探してみました。

フィンランドのどこにでもあるキオスク
ヘルシンキでAngry Birdsを食べちゃおう
Angry Birdsの缶ジュース発見
ヘルシンキでAngry Birdsを食べちゃおう

 ところで街なかにコンビニが氾濫しているのはアジアやアメリカの都市くらいで、ヨーロッパへ行くと夜はお店が開いてない、なんてところも結構あります。ところがフィンランドは街なかにキオスクがあるので、日本のコンビニ感覚で夜も買い物ができます。もちろんプリペイドSIMカードもキオスクで売られています。

 そのキオスクに入ってみると、ありましたよAngry Birdsがいくつか。まず目に入ったのはジュース。2種類あって1缶2ユーロ(200円ちょい)です。ヨーロッパの物価を考えるとこれくらいでしょうかね。どのキオスクに行っても目立つ位置に置かれていたので、地元でも人気商品なのかもしれません。

ステーショナリーとカードっぽい
ヘルシンキでAngry Birdsを食べちゃおう
子供用の塗り絵絵本まであるのね
ヘルシンキでAngry Birdsを食べちゃおう

 キオスクには雑誌なども売っていますが、そちらには絵本やらクリアファイル、そしてトレーディングカードのようなものまでも。Angry Birdsグッズだらけ……ってところまではいきませんが、結構いろいろな製品があるってことは、フィンランドではすっかり地元に根づいたキャラクター商品になっているのでしょう。

おもちゃ屋さんにもちらほらグッズが
ヘルシンキでAngry Birdsを食べちゃおう

 また街なかのおもちゃ屋さんなどへ入ってみると、冒頭の写真にあった多数のぬいぐるみやら、ノート、パスケースなど、やはりいろいろな種類のグッズが売られています。こりゃグッズをまとめて扱う“Angry Birdsオフィシャルストア”なんてものがそのうちできるかもしれません。でも写真で見るようにまだまだムーミングッズのほうが多い感じ。ま、Angry Birdsって生まれてからまだ数年しか経っていないですしねぇ。

ジュースはスーパーのほうが安い
ヘルシンキでAngry Birdsを食べちゃおう
アスファルト味の“サルミアッキ”
ヘルシンキでAngry Birdsを食べちゃおう

 続いてスーパーに入ってみました。飲料やらインスタント食品にももしかしたらAngry Birdsのイラスト入り商品があるかもしれませんからねぇ。

 てなことでそんな期待を胸にスーパーへ行くと、キオスクで売っていたジュースが1.3ユーロ(130円くらい)。これなら日本の缶ジュースと変わらない値段ですね。なるほど食料品はキオスクじゃなくスーパーで買ったほうがよさそうです。

 ところでフィンランド名物がもうひとつありました。それは“サルミアッキ”。詳細はネットで調べてもらうとして、塩化アンモニウムとリコリスの組み合わせという想像できないお味の食べ物。グミなどが有名ですがその味は一言で言うと“アスファルト”。でも好きになるとやめられない味だそうです。しかし寒い国の人はとんでもないもの考えるなぁ。

Angry Birdsグミを発見
ヘルシンキでAngry Birdsを食べちゃおう
中身は鳥や豚たちのキャラ
ヘルシンキでAngry Birdsを食べちゃおう

 そんなスーパーのグミコーナーにありましたよ、Angry Birdsグミが。2種類あってRed Birdsパッケージのほうは鳥たちが、豚パッケージのほうは豚やら建屋の骨組み、卵が入っています。それぞれの味は色ごとに異なるフルーツ味。なかなかオイシイです。

かろうじてわかる造形
ヘルシンキでAngry Birdsを食べちゃおう
ゲームの1シーンを再現
ヘルシンキでAngry Birdsを食べちゃおう

 グミのひとつひとつを見ると色ごとに造形の差が出ていて、一番の主役とも言えるRed Birdsの顔がちとわかりにくかったりします。ま、全体のイメージがわかればいいかな。そして食べながらゲームのシーンを思い出して似たようなものを作ったり……なんて遊ぶこともできます。

結局ジュースは毎日飲んでました
ヘルシンキでAngry Birdsを食べちゃおう

 ジュースのほうもスーパーでまとめて買って、ヘルシンキ滞在中は結局毎日飲んでいました。トロピカル味とパラダイス味……まぁそんなようなお味です(笑)。ヘルシンキを訪問した9月はもう冬の気候でしたが、南国のお味のジュースで極寒を乗り切ろう! ……そんな意図でのこんな味つけなのかも。

ノキアとのコラボ商品も
ヘルシンキでAngry Birdsを食べちゃおう

 なおノキアとコラボしたカバーやケースなども販売されています。でもどうせならAngry Birds携帯とかAngry BirdsなWindows Phoneスマートフォンを出しちゃうとか、それくらいやってほしいところです。フィンランドの新しいお土産としてこれからもいろいろなAngry Birdsグッズが登場することに期待しましょう。

山根康宏さんのオフィシャルサイト
香港携帯情報局

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう