ペンタックスは、同社デジタル一眼レフ“K”シリーズの最上位機を発表した。
『PENTAX K-5 II』
●10月中旬発売予定
●11万円前後(ボディーのみ)、16万円前後(18-135WRレンズキット)
撮像素子は、23.7×15.7mmのAPS-Cサイズで、有効画素数は1628万画素。新開発のAFモジュール“SAFOX X(サフォックス・テン)”を採用し、AFセンサーの高感度化を実現。他社ハイアマ向け機でも、-0.5~18EVぐらいのAF輝度範囲が“-3~18EV”へと拡大。さらに、従来のF5.6に加え、大口径レンズ使用を見越してF2.8の光束にも対応。精度の高いピント検出を実現する。
広視野角で見やすい3インチ、約92.1万ドットの液晶を搭載。反射防止コートはもちろん、ガラス素材のフロントパネルと液晶面の間の空気層をなくした“エアギャップレス”構造で、光の反射や分散を抑え、映り込みなども大幅に軽減している。
↑光学ファインダーは視野率100%、倍率0.92倍のガラスプリズムを搭載。 |
↑グリップ部。 |
↑全77ヵ所にシーリングが施されており、マイナス10度までの耐寒仕様。 |
カメラ本体の外装に軽くて上部なマグネシウム合金、シャーシには剛性の高いステンレス合金を採用した防塵防滴構造。10万回のシャッター耐久や、視野率100%の光学ファインダーなど、最上位機らしい仕様だ。
また、ローパスフィルターレスの上級者向けモデルも発表。
『PENTAX K-5 II s』
●10月中旬発売予定
●12万円台半ば(ボディーのみ)
↑型番名に“s”があるが、ローパスフィルターがないだけで、性能・外観ともに違いはない。 |
モアレの原因となる高周波を遮断するローパスフィルターをなくすことで、高い解像感を得る“ローパスフィルターレス”モデル。モアレと戦いつつも、解像感を際立たせたい!! という上級者向けのモデルだ。風景など立体感のある撮影に適している。
撮像素子 | 23.7×15.7mmAPS-CサイズCMOSセンサー |
有効画素数 | 1628万画素 |
付属レンズ | 光学7倍ズーム(35ミリ換算27.5~207mm)、F3.5-5.6 |
動画 | 1920×1080ドット(25fps) |
液晶ディスプレー | 3インチ(約92.1万ドット) |
記録メディア | SDXCカード |
サイズ/重量 | 131(W)×72.5(D)×97(H)mm/約760g(撮影時) |
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