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Firefox16最新β版デスクトップ&Android向けにDL開始

2012年09月04日 12時30分更新

 mozillaが、次期バージョンとなる『Firefox 16』のデスクトップ版とAndroid版の最新ベータ版を米国時間8月30日に公開。9月3日、日本語を含む各国語に対応した。最新版の注目機能は、JavaScriptのレスポンス向上(デスクトップ版)と、広告を排除して読みやすくなる“リーダーモード”(Android版)。ひと足先に最新版の能力を試したい人は、是非ダウンロードを。正式リリースは10月9日を予定している。

以下、Mozilla Japan ブログより。

Firefox16ベータ版
↑ウェブサイトの記事を読みやすく表示する、リーダーモード機能を搭載。“リーダー”アイコンをタップするだけでモードを切り替えられ、広告を排除し、記事を読みやすく表示。

デスクトップ版の主な新機能
Windows、Mac、Linux に対応するデスクトップ版の Firefox の最新ベータ版 をテスト用に公開しました。今回のベータ版では、開発者が Firefox の新しい開発者ツールを簡単に使えるようにする開発ツールバーと、いくつかの Web 標準のサポートを追加しました。

ユーザ向け
インクリメンタルガーベジコレクション:JavaScript エンジンにインクリメンタルガーベジコレクションを導入し、アニメーションの多いゲームなど重たい処理をしているときでも滑らかに動作するよう、JavaScript 応答性を向上しました。

Web 開発者向け

・開発ツールバー:Firefox 開発者ツールに簡単にアクセスできる機能を追加しました。Firefox ボタンの「Web 開発」メニューから「開発ツールバー」を選択すると、ウィンドウ下部に、様々な Firefox 開発者ツールへすばやく簡単にアクセスできる開発ツールバーが表示されます。このツールバーにはコマンドラインインターフェイスも含まれており、キーボードから素早く各ツールを操作できます。

・安定機能はベンダー接頭辞無しに:次の CSS 機能ではベンダー接頭辞を付けて記述する必要がなくなります: Animations、Transitions、Transforms、Image Values の Gradients、Values & Units の calc()。IndexedDB や、Mozilla が標準化を推進してきた Web API である、Battery API と Vibration API についてもベンダー接頭辞が外れます。

デスクトップ用ベータ版のダウンロードと詳しい情報


リリースノート
包括的な開発者情報


Android版の主な新機能
Android 版 Firefox の最新ベータ版 を公開しました。今回のベータ版では、スマートフォンやタブレットで記事を読みやすく表示するリーダーモード機能を追加しました。


ユーザ向け
・リーダーモード: Web サイトの記事を読みやすく表示します。ニュースサイトやブログなど、テキストの多いページで記事を読む時に、スマートロケーションバーの「リーダー」アイコンをタップするとリーダーモードの表示になります。リーダーモードでは、広告などを取り除き、本文の写真とテキストだけを、大きく読みやすいサイズの文字で表示します。リーダーモードでは、画面右下の共有ボタンから読んでいる記事をメールや SMS、Bluetooth などで共有することもできます。


対応機種
リリースノート
包括的な開発者情報

次期バージョンの正式リリースは 10 月 9 日の予定です。


[これは米国 Mozilla のブログ記事 Firefox Beta Now Available for Download and Testing の抄訳です。文中リンク先の一部は英語となりますのでご了承ください]

 

■関連サイト
デスクトップ版Firefox の最新ベータ版DL先
Android 版 Firefox の最新ベータ版DL先

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