ちまたではこのたび発表されました『GALAXY Note II』や『GALAXY Camera』で大賑わいとなっておりますが、『GALAXY Beam』が発売になったんですよSIMフリーダムないくつかの諸外国においては。そして、やってきました、約半年ぶりの再会ですわ。
手にジャストフィット |
↑Beamの画面は4インチ。本体は握りやすく、いいカンジのサイズですな。CPUは1Gzのデュアル。いまどきの高スペックではないですが、十分サクサクですし、なんてったって“飛び道具”を備えてますからね。 |
忘れもしない、GALAXY Beamで大はしゃぎしたあの夜(……実は、あれには後日談があるのですが、聞かないでねトラウマなの)。とにかくプロジェクターが付いているだけで、これほどまでにスマホの可能性と楽しみ方が広がるのか、というほどの感動体験ができるのです。
波動砲のよう |
↑明るさ15ルーメン、最大50インチで投影できるプロジェクターを本体上部に備えております。iPhoneにもサードパーティーからプロジェクタージャケットなんての出てますが、特定のコンテンツ(画像のスライドや動画など)しか投影できないのに対し、Beamは画面に表示されるもの“すべて”を投影できます。ヒミツのフォルダーとかは気をつけてね。 |
バッテリーが2つ |
↑2000mAhと本体が小型な割には十分すぎるほど大容量のバッテリーを採用。しかも、2つ付属しているんです。プロジェクター機能を使っててもみるみるバッテリーが減るという印象は特にないのですが、心強いに超したことはありません。さらにバッテリーを単体で充電できる“台”も同梱されてました。 |
本体のスタンドに |
↑あくまで取り出したバッテリーを充電するモノなので、充電台ではない(本体に入ったバッテリーは充電できない)のですが、スタンドにはなります。じゃあ充電台って言っちゃっていいのかな? やっぱダメかな? 角度は微妙に急であります。 |
SIMトレイは側面に |
↑裏蓋やバッテリーを外さなくてもSIMカードの入れ替えができます。が、ここでひとつ注意喚起を。最近、みなさんの手元のSIMもマイクロになりつつあると思いますが、SIMゲタ(アダプター)はGALAXY BeamにはNGです! 非常にタイトで、かなりの高確率で取り外せなくなります。えぇ、冷や汗かきました。 |
投影スイッチがある |
↑ハードウェア操作で一瞬で投影を開始できます。いちいちアプリとか起動しない、その場でスマホの画面を50インチに“即座に”投影できるのです。 |
操作もシンプル |
↑投影中にもう一度スイッチを押すとダイヤログが出現。項目は3つだけ。一番上はアジャストで、これは(この画面が出てる間は)音量ボタンでも調整できます。真ん中はローテーション、投影する画面の回転ですね。一番下は画面に手描きできるクイックパッドを起動するアイコンです。 |
みんなでウェブを見たり |
↑大画面で週アスPLUSのくだらない投稿をダラダラ読むのは、良質なエンターテイメントで溢れた現代社会においては至極の贅沢かもしれぬ、とアックン・オッペンハイマーは述べています。 |
マップに手描きしたり |
↑Googleマップにクイックパッドで手描きして、待ち合わせ場所を確認したり。ホームボタン+電源でスクショも撮れるので、それを共有したほうが手っ取り早いですけど、そういうこと言っちゃダメなのよわかってよ。 |
やっぱり動画が最高に楽しい |
↑ローカルのファイルでもYouTubeでも、本体で再生できる動画だったらなんでも投影できます。もちろん、自作動画だっていい。あんたはん、プロポーズにでも使ったらいいじゃないの。私? 私は、もう……。音は本体スピーカーより、いい物をつなぐとグッと臨場感が増しますよ。 |
どこにでも投影できる |
↑寝室の天井でもトイレのドアでも、どこにでも投影できます。ただし、非常に明るいので、ヨシダさんのおでこに投影するとかは絶対にしてはいけません。危険ですし、なにより失礼ですからね。副編ですし、一応。変じゃないほうだし。変だけど、十分。 |
Huluは再生できる? |
↑BeamでHuluが再生できたらいよいよ最強と思ったのですが、やっぱ無理でしたね……。Beamの問題ではないですケド。国内の端末ですらサポート遅いですからねー。 |
ブラウザーでも無理 |
↑あきらめの悪さならハンパない私。ブラウザーのPCモードでHuluを表示、Flashインストールしてってのも試してみましたが、やっぱダメでした……。もし日本でBeamが出ることがあったら、順番無視してでも対応してほしいところ。 |
ドコモが秋モデルをとっとと発表したのは、新型iPhone登場を恐れているからだと平澤氏は断言してましたが、秋モデルのラインアップ、私の超個人的な意見としては、まぁ無難ではあるけど、大きな話題となる要素にいまひとつ欠ける気がしてて、9月12日より前に記事だってつくっておきたいわって思っちゃったんです。ここに、もしBeamがあれば、きっと継続して話題になったと思うし、特集企画も思い浮かんでやまないでしょう……。
無難といえば無難なドコモ秋モデル |
↑いずれもいい端末とは思いますが、週アスの副変としては何度も特集で取り上げるほどの魅力というか、特徴はどうも……ただし、副編の考え方は違うかもしれません。 |
GALAXY Beamのプロジェクター機能、まだまだいろんな活用法があります。スマホ=クラウド端末と考えると、投影できるコンテンツはいよいよ無限大ですからね。もちろん本体のカメラで撮って数秒後、その場で即、写真・動画をみんなで大画面に投影して楽しめるだけでも周囲に感動と盛り上がりを提供できます。GALAXY Cameraもプロジェクター機能があったらよかったのに。私は、GALAXY Camera Beam Note IIIが出てほしいわ(IIIはなんとなく勢い)。
いじょ。以下、リスキー的なオマケです。堅気の方は再びインターネットの大海原に身を投じていただくとして、日本語化しないとね。OSのバージョンは2.3.6、香港版なんで日本語は表示はできますが、中華フォントですし、ロケールには日本は含まれておりません。懐かしい世界に戻ってきた気分ですな。
懐かしのMoreLocale |
↑4.0より前の海外端末でさんざんお世話になったMoreLocale2をストアからダウンロードしてインストール。起動後、日本語を選択します。 |
中華フォントを駆逐 |
↑ストアでFontmizer SPをダウンロード、Japaneseから任意の日本語フォントをインストールし、システムのディスプレー設定で指定します。 |
というわけで、美しい日本語フォントを表示できるBeamたんになりましたん。あとはATOK入れて完璧。rootとかはまた気が向いたらね。
しばらくはBeamを使って、いろんないたずらをしたいと思っています。ヨシダさんに。
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