YouTubeのティザー動画でチラ見せしていた、サムスンの新スマホ『GALAXY Note II』がIFA2012の開催に先駆けたイベント“Samsung Mobile UNPACKED 2012”で発表されました。
広々とした会場では、なんと生演奏でBGMが演奏されており、トランプを使ったマジシャンも登場。さすがに華やかです。
まず最初に登壇したのは、ドイツの著名映画監督ヴィム・ヴェンダース氏。『ベルリン・天使の詩』を題材に、GALAXY Noteとクリエイティビティーの関連性をプレゼンしました。
BGMはまさかの生演奏 |
↑なんか落ち着く音楽だなぁと思っていたら、なんと生演奏でした。 |
マジシャンも登場です |
↑プレゼン開始前にはマジシャンがトリックを披露。 |
巨匠監督がGALAXY Noteを語る |
↑『ベルリン・天使の詩』でおなじみの映画監督ヴィム・ヴェンダース氏が登壇。 |
続いて登壇したのは、モバイル部門プレジデントの JK Shin氏。“Be Creative”というスローガンをかかげて新製品『GALAXY Note II』をアナウンスしました。予想どおりAndroidOS 4.1とクアッドコアを搭載してきましたね! 発売予定時期は今年の10月。
プレジデントがNote IIを発表 |
↑GALAXY Note IIは2012年10月に登場予定とのこと。 |
『GALAXY Note II』はHD解像度(720×1280ドット)の5.5インチ有機ELディスプレーを採用し、CPUは1.6GHzのクアッドコアに進化。前モデルのGALAXY Noteとスペックを見比べると、横の解像度が800ドットから720ドットに減少。横幅と薄さは低下し、高さと重量が増しています。
通信はLTE(HDSPA 42Mbps/HSUPA 5.76Mbps)と3G(HSDPA 21Mbps/HSUPA 5.76Mbps)に対応。もちろんNFCを搭載。
細かいスペック比較は以下のとおり。バッテリーが600mAh増加し、RAMが2GBになったのが目を引きます。マイクロSDXCにも対応しました。
新旧GALAXY Noteスペック比較
【新】GALAXY Note II(海外) | 【旧】GALAXY Note(海外) | |
ディスプレー | 5.5インチ有機EL(720×1280ドット) | 5.3インチ有機EL(800×1280ドット) |
CPU | 1.6GHz、クアッドコア | APQ8060(1.4GHz、デュアルコア) |
カメラ | 約800万画素(インカメラ約190万画素) | 約800万画素(インカメラ約200万画素) |
ストレージ | 内蔵16/32/64GB+RAM2GB+マイクロSD(最大64GB) | 内蔵16/32GB+RAM1GB+マイクロSD(最大32GB) |
バッテリー容量 | 3100mAh | 2500mAh |
OS | Android 4.1(Jerry Bean) | Android 2.3(Gingerbread) |
サイズ・重量 | 80.5(W)×9.4(D)×151.1(H)mm/180g | 82.95(W)×9.65(D)×146.85(H)mm/178g |
外見を前モデルのGALAXY Noteと見比べてみるとこんな感じ。横解像度が減ったぶん少しスリムに。背面カメラは周囲が丸くなり、サムスンのロゴ位置が移動しています。本体色黒の背面処理はヘアライン仕上げに変更されました。
新旧ノートの外見差 |
↑画面左がGALAXY Note II。右のGALAXY Noteと比較すると少し細身になりました。 |
背面はこんな感じ |
↑左のGALAXY Note IIはサムスンロゴが上部に移動しています。カメラまわりも少々変更。 |
“S Pen”はより長く、薄く進化しました。注目の新機能は“Air View”。S Penをディスプレーに近づけると、メールや画像のサムネイルがポップアップ。触れると選択といった操作が行なえます。動画視聴中の早送りや巻き戻しは、ディスプレーに触れずにS Penを近くでスライドさせるだけで完了。
このほか、電話中にアプリを切り替えることなく即メモがとれる“Popup Note”や動画サムネイルが拡大する“Popup Video”などもおもしろい機能ですね。
Air Viewはこんな感じです |
↑画面に触れずにジェスチャーで動画の早送りなどが行なえます。 |
一刻も早く日本での発売がアナウンスされるとよいですね。もちろん週アス一物欲に素直なジャイアン鈴木さんは買ってくれるでしょう!
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IFA2012
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