現在、サンフランシスコで開催されている“Google I/O 2012”で開発者向けに提供された『Nexus 7』を早速セットアップしてみた。初期状態ではシステム言語に日本語が含まれていなかったが、ほどなくシステムアップデートがOTAで適用され、日本語環境でのセットアップが可能になっている。
●SPEC
OS | Android 4.1 |
ディスプレー | 7インチ(800×1280ドット) |
CPU | Tegra 3(クアッドコア) |
メモリー(RAM) | 1GB |
ストレージ | 8GB or 16GB |
カメラ | 120万画素(フロントカメラ) |
バッテリー容量 | 4325mAh |
サイズ/重量 | 120(W)×198.5(D)×10.45(H)mm/約340g |
メーカー | ASUSTeK |
セットアップを終えて驚いたのがメインスクリーンが“マイライブラリ”になっている点だ。表示しているコンテンツは北米のものだが、この端末が明らかにAmazonの『Kindle Fire』とAmazonが抱えるコンテンツ市場を競合としていることが容易に想像できる。
アイコン7つ(実質6つ)ぶんのドックでも、書籍、雑誌、映画(テレビドラマ)、音楽、Google Playストアのコンテンツで5つを占める。Android 4.1から正式版としてウェブブラウザーになった『Chrome』をはじめ、マップ、Google+、Gmailなどのいわゆるapp類はまとめてフォルダーに入っているかたちだ。
↑日本語でセットアップした『Nexus 7』の初期画面。英語コンテンツが中心だが、“マイライブラリ”がメインスクリーンになっている。
↑スクリーンを右にスワイプしてもうひとつ表示されているのがおすすめのコンテンツ。セットアップ時に個人のGoogleアカウントを入力しているので、こちらには日本国内向けコンテンツを表示。
↑Googleによるプリインストールappの大半は、ドック内のフォルダーに収納している。
↑セットアップ画面。一度OTAでのシステムアップデートを適用すると日本語環境のセットアップができるようになった。
↑システムアップデート適用後の更新項目。従来バージョンのAndroid向けにも同日付でこれらの更新が案内されているが、マップ、Chrome、Google+、GMailなどは、Android 4.1のシステムアップデート内で最新版になっている。
↑Nexus 7のパッケージ。側面には製造するASUSTeKのロゴが入っている。
↑同梱品は充電用のACアダプター(2A)と、USBケーブル、クイックガイド、保証書。
↑予約開始している端末は黒だが、配布されたものの本体背面カラーは白だった。NEXUSとASUSのロゴが刻印されている。NFCはNEXUSロゴの上に配置されている。カメラは120万画素のインカメラのみで、背面カメラはない。
↑本体下部にあるマイクロUSBのインターフェースとヘッドホンジャック。
↑パネルに向かって右側面には、電源ボタンと音量ボタンが配置される。
●関連サイト
Nexus 7
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