あまりにも高解像度なディスプレーを搭載したRetinaなMacBook Pro。その名のとおり、人の網膜(Retina)では判別できないほど微細なドットで構成されているディスプレーを搭載しているわけですが、店頭展示すらされていないショップが多い現在、まだ実際にその高精細さを目にしたことがない人が多いでしょう。
解像度は13インチMacBook Airの4倍 |
左は13インチMacBook Airのスクリーンショットで解像度は1440×900ドット、右がRetinaな15インチMacBook Proのスクリーンショットで解像度は2880×1800ドット。数値で比較するのが無意味な気すらしますが、きっかり4倍の情報量の差があるわけです。
それでは実際に肉眼では確認できないレベルの差を、スクリーンショットと接写撮影画像で見てみましょう。
スクリーンショットによる比較
MacBook Air |
Retina MacBook Pro |
接写撮影による比較
MacBook Air |
Retina MacBook Pro |
今度は画像で比較です |
スクリーンショットによる比較
MacBook Air |
Retina MacBook Pro |
接写撮影による比較
MacBook Air |
Retina MacBook Pro |
いかがだったでしょうか? 正直、ワタシ自身、実際にRetina MacBook Proのディスプレーを生で見るまでは、13~15インチのディスプレーでは1440×900ドットあれば十分だと思っていました。
そして肉眼で見ても、上の接写撮影画像で見られるような、ドット間の隙間を認識することはもちろんできません。
しかし、この高精細さのおかげで、小さな文字ですら高品質印刷の文字のそれのように、まったくジャギーを感じず、くっきりした輪郭として目に映るのです。ドット感の隙間、ジャギーをはっきり判別はできなくても、その品質の差は後戻りできないレベルです。
コントラスト比も高くなっています |
遠目でそれがよくわかります |
またRetina MacBook Proのディスプレーは、従来のMacBook Proと比べてコントラスト比が29%向上しています。上の写真ではMacBook Airと比較していますが、その差は歴然です。
ディスプレーはこれまで、モノクロからグレイスケール、グレイスケールからカラー、16色カラーから24/32ビットカラーといったブレイクスルーがあったわけですが、パソコンへのRetinaディスプレーの採用は、それらと並ぶブレイクスルーとして記憶されるかもしれません。
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