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スライド式キーボードのWindows8 PCをMSIブースで発見!:COMPUTEX TAIPEI 2012

2012年06月07日 08時00分更新

文● 中山智  編集●KONOSU

 別記事でも紹介しているとおり、COMPUTEXで大きなブース展開をしているMSI。メインはマザーボードやグラフィックボードの展示なのだが、そのいちばんすみでひっそりと展示されていたのが、Windows8搭載でスライド式キーボードを採用するという、変わったスタイルの『MSI Slider S20』。

COMPUTEX TAIPEI 2012 MSI

↑カテゴリーとしてはウルトラブックだが、一見するとタブレットタイプの『MSI Slider S20』。
 

COMPUTEX TAIPEI 2012 MSI

↑本体側面にはUSB3.0ポートやHDMI端子を装備。スライド式キーボード搭載のため2分割になっている。

COMPUTEX TAIPEI 2012 MSI

↑キーボードを引き出したところ。手の大きな男性なら両手で持ってギリギリ親指でタイプできる。

COMPUTEX TAIPEI 2012 MSI

↑さらにディスプレーを引き起こすと自立できるので、ノートPCとして使用できる。

COMPUTEX TAIPEI 2012 MSI

↑スライドはつっかかることもなく、スムーズに動作。左側面には有線LANポートを装備している。

 同じスライド式キーボードとうことで、雰囲気としては、昨年夏に富士通から発売された『FMV LIFEBOOK TH40/D』に似ている。
 現時点で公表されているスペックは下記のとおり。価格は1200ドルからで、発売時期はWindows8の発売に合わせて考えているとのこと。クラムシェルやハイブリッドに加えてスライド式までと、Windows8搭載のウルトラブックはバリエーションが豊かで、かなり楽しみ。日本での発売にも期待したいところだ。

●SPEC
CPU Core i3/5(第3世代)
チップセット Chief River
SSD 64GB/ 128GB
ディスプレー 11.6インチ(1366×768ドット)

 また、日本でも現在発売中のネットブック『MSI U270』にWindows8をインストールして展示。アップグレードでWindows8をインストールしても、問題なく動作することをアピールしていた。

COMPUTEX TAIPEI 2012 MSI

↑CPUにAMD Dual Core E2-1800 (1.7GHz)を搭載したネットブック。タッチパネルではないものの、Windows8でも問題なく使用できた。

 一方アンドロイド端末は、同じく発売中の2モデルを展示。ひとつは日本でも発売されているモデルで目新しさはなし。Windows RT搭載のタブレットの展示やアナウンスがなかったのは残念だ。

COMPUTEX TAIPEI 2012 MSI

↑日本ではリンクスインターナショナルから発売されている『Enjoy 10 Plus』。10インチ(1024×768ドット)で画面比率は4:3。

COMPUTEX TAIPEI 2012 MSI

↑7インチ(800×480ドット)のディスプレーで375グラムと軽量の『Enjoy 7 Plus』。価格は199ドル~399ドルのローエンドモデル。

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