別記事でも紹介しているとおり、COMPUTEXで大きなブース展開をしているMSI。メインはマザーボードやグラフィックボードの展示なのだが、そのいちばんすみでひっそりと展示されていたのが、Windows8搭載でスライド式キーボードを採用するという、変わったスタイルの『MSI Slider S20』。
↑カテゴリーとしてはウルトラブックだが、一見するとタブレットタイプの『MSI Slider S20』。
↑本体側面にはUSB3.0ポートやHDMI端子を装備。スライド式キーボード搭載のため2分割になっている。
↑キーボードを引き出したところ。手の大きな男性なら両手で持ってギリギリ親指でタイプできる。
↑さらにディスプレーを引き起こすと自立できるので、ノートPCとして使用できる。
↑スライドはつっかかることもなく、スムーズに動作。左側面には有線LANポートを装備している。
同じスライド式キーボードとうことで、雰囲気としては、昨年夏に富士通から発売された『FMV LIFEBOOK TH40/D』に似ている。
現時点で公表されているスペックは下記のとおり。価格は1200ドルからで、発売時期はWindows8の発売に合わせて考えているとのこと。クラムシェルやハイブリッドに加えてスライド式までと、Windows8搭載のウルトラブックはバリエーションが豊かで、かなり楽しみ。日本での発売にも期待したいところだ。
●SPEC
CPU Core i3/5(第3世代)
チップセット Chief River
SSD 64GB/ 128GB
ディスプレー 11.6インチ(1366×768ドット)
また、日本でも現在発売中のネットブック『MSI U270』にWindows8をインストールして展示。アップグレードでWindows8をインストールしても、問題なく動作することをアピールしていた。
↑CPUにAMD Dual Core E2-1800 (1.7GHz)を搭載したネットブック。タッチパネルではないものの、Windows8でも問題なく使用できた。
一方アンドロイド端末は、同じく発売中の2モデルを展示。ひとつは日本でも発売されているモデルで目新しさはなし。Windows RT搭載のタブレットの展示やアナウンスがなかったのは残念だ。
↑日本ではリンクスインターナショナルから発売されている『Enjoy 10 Plus』。10インチ(1024×768ドット)で画面比率は4:3。
↑7インチ(800×480ドット)のディスプレーで375グラムと軽量の『Enjoy 7 Plus』。価格は199ドル~399ドルのローエンドモデル。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります