ついにE3 2012が開幕しました。来場者のお目当てはやはりWii Uゲームパッド。開場と同時に任天堂ブースに押しかける人が非常に多かったです。
まずは実機を直撮り。手でグリップしやすいよう、厚みがあるところで約4センチといったところ。片手で持ったときは、サイズほど重く感じず、ズームレンズ付きのミラーレス機のほうが重く感じるくらいでした。背面にトリガータイプのスイッチがあります。
カンファレンスで発表されたタイトルはほとんど触ることができます。
そのなかからFPS『ZombiU』の列に並んでみました。
ゲームパッドの画面は、通常は地図を表示しており(ジャミングで砂嵐状態になったりしました)、所持アイテムの使用などに使いました。
時折テレビ画面にゲームパッドを見るように指示が表示され、鍵を開けるために使ったり、敵を発見するためのスキャナー、クロスボウのズームスコープを除く、といったことに使います。
実際に遊んでみると、首を上下に動かす回数が意外と多くて、長く遊んだ場合にちょっと疲れるかもなという印象。DSの2画面と違って、視線を移動する距離が大きくなるからです。
試遊環境によるのかもしれませんが、立って操作すると今までのゲーム機で慣れているせいもありますが、ゲームパッドを体の下のほうで保持してしまうため、そのつど持ち上げたり下を見て操作しなければなりません。ひじを曲げて高く保ちつづけるのも、本体が軽いとはいえ、ややつらそう。
テレビの高さが低めで、ソファーなどに深くゆったり座るなど、“最適な姿勢”を探さなければならないでしょう。
『ピクミン3』は、基本的にWiiリモコンで操作し、各種メニュー、戦略的な指示をタッチして出す、といった使い方でした。
逆に横スクロールアクションの『Rayman Legends』は、タッチでキャラクターを動かせるので、基本的にゲームパッド側の画面を見てプレーしていました。
また、ジャイロセンサーを使ってゲームパッド本体を傾け、テレビ画面に映ったマップを回転させて進む、といったシーンもありました。
ちょっとユニークだったのが、『Wii U Panorama View』というもの。ちょっとわかりにくいですが、テレビ画面には屋形船から見た進行方向の映像が流れています。ゲームパッドを右に動かすと右側の景色が、テレビを背にすると船の後方が見えます。
そのほか、ざっと見た限りでは、通常はマップを表示して、何かイベントが起きたらゲームパッドを見る、といったゲームが今のところ多いのかなという印象。今後、このゲームパッドならではの使い方が出てくることに期待です。
■関連サイト
任天堂 E3 2012
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