インテルのプレス向け定例報告会“IAプレスミーティング”では、Ultrabookの過去最大規模と同等かそれ以上のプロモーションを行なうと発表されました。
依然として近日発表がウワサされている“Ivy Bridge”の詳細に関連する話はなかったものの、我々にとっては見逃せない非常に重要な話題が上りました。
UltrabookのCMキャラクターは“虎” |
↑写真はインテルの代表取締役社長 吉田和正氏(左)、虎、インテルのマーケティング本部 山本専氏(右)。 |
虎です。このキャラクターはUltrabookのプロモーションキャラクターで、もうすでにCM放映がはじまっているそうです。CMではこの虎マスクをかぶった虎人間が
「ウルトラ、ウルトラ、ウルウルウルトラ♪……」
というBGMでダンスを踊るというもの。
ではなぜ“虎”なのか?(あえて説明する必要もないでしょうけど……)、Ultrabook→ウルトラブック→ウル“トラ”ブック→ウル“虎”ブックとうことですね。プロモーション用ということを考慮に入れれば、売る“虎”ブックというところですかね。はい。
で、ガチかぶりなわけですが……
つまり、週刊アスキーの自作PC部隊“自作虎の巻”(略してジサトラ)メンバーとコンセプトがまるかぶりなわけですよ。「ようやくインテルさんも我々のセンスを全面的に認めるところまできたんだな」と会見中は終始上から目線で眺めること数十分。編集者冥利に尽きるな~と長かった下積み時代を思い起こす最中、脳をかすめるある記憶。
「……セントリーノ♪ セントリーノ♪ セントリーノ♪……」
覚えている方いらっしゃいますかね? 過去インテルはセントリーノブランドノートPCのプロモーションに鳥人間が印象的なダンスを踊るCMを流していたことを。
セントリ(鳥)ーノは2003年! |
セントリーノPCは2003年です。我々ジサトラの初期メンバー結成は2008年。つまり、虎人間は我々のパクリでもなんでもなく、動物+人間というインテルジャパンのお家芸ということです。一瞬でも先駆者面してしまったことを激しく後悔し、顔を真っ赤にして会場を後にしました。こんなときだって、フルフェイス虎マスクだったらいいのになーなんて思うと、もうグウの音も出ないです。
多岐に渡る大規模キャンペーン |
ちなみに、Ultrabookは量販店での特設展示はもちろん、タッチアンドトライできるイベントやテレビCMのほか、FacebookやMixiなどのSNS、YouTubeなどを通じたプロモーションも展開します。
また、グローバル規模のキャンペーンとしては、ヒップホップグループ“ブラック・アイド・ピーズ”のリーダー、ウィル・アイ・アム氏がインテルのクリエーティブ・イノベーション・ディレクターとして、世界12ヵ国をUltrabookを持って旅し、その国のアーティストと1曲ずつコラボ曲を作る企画“Intel Ultrabook Project”など、実に本気度がうかがえる内容です。
↑Facebook上の写真を使って世界にひとつだけのハートのモチーフが作れる“SHAPE OF LOVE”プロジェクト。 |
↑自分のステキな未来を本のように示してくれる、“mixiブック”。 |
↑YouTubeで独自の解析検索を使うことで、視聴中の動画よりもさらにスゴイ関連動画を探してくれるアドオン『Intel WOW ファインダー』。 |
↑ウィル・アイ・アム氏のIntel Ultrabook Project。 |
ちなみに、虎人間のCMはインテルのホームページでもチェックできるので、まだ観てない人はぜひ。
■関連サイト
インテル
Intel Ultrabook Project
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