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スリープからの復帰がUltrabook中で最速!エイサーの『Aspire S3』コアi7モデルの実力をチェック

2011年12月16日 17時00分更新

AspireS3

 コアi7と256GB SSDを搭載したUltrabook“ASPIRE S3”シリーズ待望の上位モデル『Aspire S3-951-F74U』がついに発売。エイサーUltrabookの特徴は、専用のフラッシュメモリーを搭載する点。スリープや休止からの復帰を高速化する“Instant On”機能を採用している。

 実際に起動時間を計測したところ、Windows7のデスクトップ表示までの起動時間は約16.6秒。スリープからの復帰は約1.6秒だった。僅差ではあるが、両タイムとも現行Ultrabookのなかでは最速で、Instant On機能が効いている結果と言える。

AspireS3

 続いて重さをチェック。一緒に持ち歩くことを考えると、ACアダプター込みの重量が気になるところ。編集部での実測結果は合計で1688グラムだった。アダプターは大きさをそれほど感じないものの、ACアダプター込みだと1.6キロを超えてしまい、Urtrabookとしてはやや重め。

AspireS3

 現在発売中のUltrabook計6機種でCPUのベンチマークを行なった。このなかでは、コアi7を搭載した本機『Aspire S3-951-F74U』を合わせた4モデルのスコアーが高い結果となった。ちなみにAspire S3のHDDモデルはCPUがコアi3、dynabook R631はコアi5となる。

AspireS3

 出先などでノートPCを膝に置いて使う場合、気になるのが本体の温度。そこで、高負荷時のパームレスト部分と底面の温度を放射温度計を使用して計測した。どの機種も底面の温度は高めだが、特に高いのはヒンジの端あたり。実際に膝に置いて使用しても、それほど気にならないレベルだ。

『Aspire S3-951-F74U』
実売価格 13万円前後

【SPEC】
●液晶 13.3インチ(1366×768ドット)
●CPU Core i7-2637M(1.7GHz)
●メモリー 4GB(最大4GB)
●SSD 256GB
●インターフェース USB2.0×2、HDMI、11b/g/n無線LAN、Bluetoothほか
●OS Windows7 Home Premium SP1(64ビット)
●サイズ/重量 323(W)×219(D)×17.5(H)mm/約1.33kg

●関連サイト
日本エイサー

 12月19日(月)発売の週刊アスキー1/24増刊号では『この冬買うべきノートPC18機種』を大特集。そのなかでUltrabookは『Aspire S3-951-F74U』を含む現行6機種を徹底テストしました。Ultrabookが気になっちゃっている方、ぜひぜひご覧ください!

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