週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

愛は数式で表わせる! ウィンドウズ7の小技『数式入力パネル』

2012年03月12日 21時00分更新

 ウィンドウズ7に付属のソフト『数式入力パネル』は、あまり紹介されることがありませんが、せっかく無料で付属していますので、1回くらいは見てみましょう。

 『数式入力パネル』を起動するには、スタートメニューから、“アクセサリ”→“数式入力パネル”とたどってもいいですが、検索したほうが早いかもしれません。

Win7TIPS-数式入力パネル1
↑スタートメニューを開き、“プログラムとファイルの検索”欄に“数式”と入力。上の方に“数式入力パネル”が表示されますので、クリックするか、Enterキーを押します。
Win7TIPS-数式入力パネル1
↑“数式”の代わりに“mip”と入力しても検索できます。いずれにしろ、数式入力パネルが立ち上がります。
Win7TIPS-数式入力パネル1
↑これが、数式入力パネル。マウスや、タブレットなどを使用し、手書きで数式を書いていきます。
Win7TIPS-数式入力パネル1
↑二次方程式の解の公式を書いてみました。マウスで書いたので、かなりガタガタですが、きちんと認識されています。よく見ると、最初の“x”が“k”と誤認識されていますね。
Win7TIPS-数式入力パネル1
↑手書きのほうの“x”の部分を囲むと、正しい文字に修正できます。
Win7TIPS-数式入力パネル1
↑このままでは意味がないので、“挿入”ボタンを押して、このような形式に対応した別アプリ(後述)に貼り付けます。
Win7TIPS-数式入力パネル1
↑マイクロソフト・ワードの場合はこのように表示されます。貼り付けたあとも、数式やフォントの変更などが可能です。

 以前だったら、画像として用意するしかなかったような複雑な数式も、精度良く認識してくれるスグレモノです。まぁ、一般の人が使う機会は少ないかもしれませんが、数学系、科学系の学生さんなどには便利だと思います。

 残念なのは、この数式を貼り付けられる対応アプリが少ないこと。
 “MathML”という、数式を記述するためのマークアップ言語に対応している必要があるのですが、マイクロソフト製品でも、ワードくらいしか対応していないようです。エクセルも未対応です。


おまけ

Win7TIPS-数式入力パネル1
↑これが“コックさん方程式”だ!

 

 あと、「愛は数式では表わせない」などという寝言をほざいているような、世間知らずな青二才のファンシー野郎には、下の現実を突きつけてやるがいいです。

Win7TIPS-数式入力パネル1
↑(マイクソロフトによると)愛は数式で表わせる。
Win7TIPS-数式入力パネル1
↑(マイクロソフトによると)焼肉も数式にできます。

この記事は、昨年(2011年)6月30日で終了した『週アスコミュニティβ』内の“Windows7の部屋”に書いた記事の転載です(一部修正・加筆あり)。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります