最近のスマートフォンってディスプレーのサイズが大型化していますよね。なのでタブレットに近い使い方もできそうです。
電子書籍の閲覧も5インチクラスのスマートフォンなら結構使えるものです。
5.3インチのGalaxy Note |
筆者が今年最初に入手したサムスンのGalaxy Noteは、付属のSペンでのメモ書きやらウェブの利用やら動画の閲覧など、毎日便利に使っています。
もっともこのサイズだと片手操作が無理なので、電話かけたりちょっとしたつぶやきはスマートフォンをもう1台併用するのがベターなんですけどね。
USBホストが使えるのは便利 |
Andorid OSは3.1からUSBホスト機能に対応していますが、我がGalaxy NoteもOS 2.3ながら対応。
てなことで身近なところではUSBメモリーやらカードリーダーに挿したメモリカードの内容を端末から見ることができます。またマウスも消費電力の小さいものなら利用できるみたい。
残念ながらキーボードは消費電力が大きいせいか無理なようなのですが、いずれ使えるようになるんじゃないかと期待しています。
となるとやっぱりクレードルがほしい |
そうやって端末にあれこれつながるとなると、スタンドと言うかクレードルがほしくなります。端末からじゃらじゃらとUSBメモリーをぶら下げているのも使いにくいですしね。
海外ではスマートフォン用のクレードルはサードパーティー製のものが多数出ているので、もしかしたら周辺機器の接続まで考えて作られた製品もあるかも?
試しに買ってみたクレードル |
香港の電脳ビルへ行けば、GalaxyシリーズやXperiaシリーズ、HTC用などのクレードルが各種売られています。そのなかで“一番最新の製品”との触れ込みで売られていたのがこちらのクレードル。
同じ種類でGalaxy S IIのものも売られていましたが、どうせクレードルを使うなら大画面の端末がいいだろうってことでGalaxy Note用を購入しました。
普通にクレードルとして使える |
まずは普通にクレードルとして使ってみましたが問題なく利用できます。背面のマイクロUSBポートにACアダプターをつないで充電も可能。もちろんこのままPCと接続してシンクロもオーケーです。
端末の横置きも便利 |
このクレードルが便利なのは端末を横向きにも置けること。動画を見るときなどは便利なポジションです。
横置きポジションでは充電はできませんが、まあ電池残量が少なくなってきたら縦に置いて充電すればいいので問題ないでしょう。
予備バッテリーの充電場所もある |
クレードルの背面側を見ると、まず予備バッテリーが充電できます。これは最近の各サードパーティー製のクレードルでは標準機能になっていますね。
またマイクロUSBの出力端子があります。5V/1000mAhの出力電圧なので、ほかのスマートフォンなどの充電にも利用できるとのこと。
USBホストケーブルをつないでも使えないとは…… |
最新製品ということもあって結構便利なクレードルですが、ならば背面のマイクロUSB入力のポートにUSBホストケーブルをつないでおけば、常時USBメモリーやマウスを挿しておいてドッキングステーションのように使えるはず! ……ってことでUSBホストケーブルをつないでみたのですが、ホストケーブルとして認識してくれません。
内部の結線が一部違っているんですかね。クレードルにメモリカードリーダーを付けておいて、デジカメのメモリーカードをそのまま読むとかいろいろな応用を考えていたのですが……。
こんなことできるクレードル希望! |
このクレードルにマウスを常時つなぎ、そしてBluetoothのキーボードをつなげば、自宅に戻るや否やGalaxy Noteでそのまま仕事ができるかも! ……と期待したのですが残念ながらできないみたいです。
タブレットはキーボード付きのケースやドッキングステーションのようなものが出てきていますが、画面が大きくなったスマートフォン用にもそんな製品が出てきてほしいものなんですけどね。
今年は4インチ以上の画面を搭載したスマートフォンがどんどん出てきますが、そうなるとタブレット代わりに使うこともできないこともありません。メーカーが純正として出してくれるのが一番いいのですけど、やっぱり中国の怪しいメーカーから出てくるのを待つしかないのかなぁ。
2012年はきっと進化したクレードルがいろいろ出てくる年になる。そう期待しています。
山根康宏さんのオフィシャルサイト
香港携帯情報局
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