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自分の選択が世界を変えてしまう!? MMORPG『GUILD WARS2』がアジア初お披露目!

2011年11月09日 10時30分更新

韓国NCSoftで行なわれた、『2011 NCSOFT G-STAR PREMIERE』。LINEAGE ETERNALに続いて登場したのが、『GUILD WARS2』。
前作ギルドウォーズは日本でもグラフィックカードのパッケージにもなっていたので、名前を知っている読者は多いのではないでしょうか?

2011 ncsoft gstar premiere

アジア向けタイトルが多いNCSoftの中で、はじめから欧米向けにつくられている作品で、開発チームは元Blizzardで開発を行ない、2009年にNCSoft Europeの子会社になった『ARENANET』が担当しています。

2011 ncsoft gstar premiere

前作同様MMORPGなのですが、ゲーム性を大きく変えているのが、「自分の行動がストーリーを変える」ということ。
一般的なMMORPGは、例えば「村がゾンビに襲われているので助けてくれないか」という村人に話かけてクエストを受け、条件がクリアできれば、次の村へ進みます。でも、村の周りには依然ゾンビが徘徊しており、その村人はほかのプレイヤーが来たらまた同じことを繰り返す。こういった“不自然”な部分を取り除くことが、開発の目標だったそうです。

2011 ncsoft gstar premiere

ドラゴンが城を攻め来た場合、プレイヤーには2つの選択肢があります。仲間と共に立ち向かうか、放置するか。一般的なゲームなら、立ち向かって失敗すれば、ドラゴンは消えてなくなり、また同じクエストが発生するだけ。GW2では、失敗したり放置すると、ドラゴンが城を破壊して立ち去ります。当然、そこにいたNPCは消えて道具屋などの施設も使えなくなります。そこで、新たに城を再建するクエストが発生するわけです。
 

2011 ncsoft gstar premiere

また、あるモンスターを倒し、殺してしまえばプレイヤーはその地域を支配できるかもしれません。しかし、もし許して助けてあげれば、共に戦うかもしれませんし、裏切ったり復讐に来るかもしれません。このように、世界のどこかで起こっていることが、ほかのプレイヤーにも大きな影響を与え、メインストーリーの進行も変わってくる、という仕組みになっています。

2011 ncsoft gstar premiere

ちなみに、キャラクターを作成する段階で、性格や出自を決定することで、メインのストーリーが決定されます。さらに、特定のレベルに達すると再び選択肢が登場し、ストーリーが分岐していくとのこと。これは、一度だけでなく、何度もキャラをつくって遊んでみたくなりますね。

2011 ncsoft gstar premiere

システム面では、パーティーを組まなくても、協力してモンスターを倒せる点がユニーク。画面に入りきらないほど、大きなモンスターが現われたとき、四方八方からプレイヤー達が集まり、共に戦う姿は非常にダイナミック。モンスターの取り合いがなく、敵を倒した時に得られる報酬も、全員が等しく得られます。
どのクラスを選んでもほかのプレイヤーを回復する能力があり、傷ついたプレイヤーは画面上にアナウンスされるので助けてあげられます。もちろん、あらかじめパーティーを組んで戦うこともできます。

2011 ncsoft gstar premiere

戦闘面では、水中で戦えるようになり専用のスキルが用意されていたり、動きながらでもスキルが発動できるなど、テクニカルな戦闘が楽しめそう。

2011 ncsoft gstar premiere

キャラクターメイクも、洋物テイストのMMORPGとしては珍しく、相当作り込めそう。例えば、服のパーツのいち部分でさえも色を指定できます。

 プレイヤー同士の対人戦については2タイプあり、同スキル同レベルの対等な条件で対戦するスポーツライクなものと、“ワールドPvP”と呼ばれている、あるエリアを奪い合う、攻城戦のような大規模なものを用意しているとのこと。投石器なども使用でき、戦略的に楽しめそうです。

このGUILD WARS2はG-STAR2011でもプレイアブル出展されます。
じっくり触ってみたいと思います!

2011 ncsoft gstar premiere

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