Sandy Bridge-Eの準備はOK? ASUSTeKの“X79”マザーボード4機種
2011年10月26日 21時38分更新
“X79”チップセット搭載マザーのソケット“LGA2011” |
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2011年内中に投入されるインテルの次期ハイエンドCPU、『Sandy Bridge-E』。その名のとおり、Sandy Bridgeアーキテクチャーを採用する高性能Core i7で、LGA1155の『Core i7』シリーズよりも上にラインアップされるシリーズです。
対応チップセットは“X79 Express”、ソケットは“LGA2011”。対応マザーボードですが、ASUSTeKからは『P9X79 DELUXE』、『P9X79 PRO』、『Rampage IV Extreme』、『SABERTOOTH X79』が予定されています。
というわけで、ざっくりとですがX79マザー4機種をチェックし、どれがどんな人に向くか考えてみました。
『P9X79 DELUXE』は無線LAN好きな人 |
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メモリースロットは8スロット、スロットカラーを見ると2色なので、1チャンネルあたり2本ずつ挿せるのかもしれませんが、まだそのあたりは定かになってません。PCIエクスプレス×16形状のスロットは4本備え、SATA3は配色から少なくとも4ポートはサポートしているようですね。無線LANやブルートゥースモジュールまで付属する点が全部入り欲を刺激します。
『P9X79 PRO』は万人向け |
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『P9X79 PRO』は『P9X79 DELUXE』の下位モデルっぽいですね。PCIエクスプレス×16形状のスロットは同様に4本ですが、バックパネルのUSB3.0ポートは『P9X79 DELUXE』の6ポートに比べ、4ポートと少なくなってます。ブルートゥースモジュールはあるようですが、無線LANはなさげですし、価格帯はメインストリームのような位置づけになるのではと思います。
『Rampage IV Extreme』はゲーマー向け |
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4-wayや3-wayのSLIブリッジコネクターが付属する『Rampage IV Extreme』は、グラボの複数枚挿しに対応すると見るのが妥当なので、明らかにFPSゲームを超高画質で本気で遊ぶヘビーゲーマー向けですね。注目したいのが“OC key”と呼ばれるユニークな付属物。マザーボードとグラボの間に接続し、システムの情報をオーバーレイ表示できる代物とのことで、ゲーム中にOC設定を呼び出してリアルタイムオーバークロックができるかもしれません。
『SABERTOOTH X79』はタフなあいつ向け |
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『SABERTOOTH X79』は堅牢性と長寿命がウリの『SABERTOOTH』シリーズ。従来機と同様、高品質かつ高寿命なコンデンサーなどを採用していると思われます。見た目で選ぶって点でも要注目ですね。
というわけで、COMPUTEX2011取材から早4ヵ月以上経ちましたが、ようやく2011年最後の大物、Sandy Bridge-Eの影が見えてきました。みなさん、準備はできてますか? ハイエンドプラットフォームの価格がいくらになるのかびびりながらも、財布を磨いて待ってるイッペイでした。
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