ユニーク機能がきわだった、MEDIAS LTEの弟分ともいえる端末です。高速通信が欲しければMEDIAS LTE、Qiが欲しければMEDIAS PPといった感じで選ぶとよさそう。
今回の高機能モデルは、720×1280ドットのHD解像度がほとんど。480×800ドットはちょっと物足りない気もしますが、初代GALAXY Sと同じ“スーパー有機EL”を搭載しています。
背面はグラデーション |
↑ブラックからブルーへのグラデーションが美しいです。 |
上面 |
下面 |
右側面 |
左側面 |
“高感度タッチ”機能を備えるのもユニーク。静電容量式パネルは人の指の導電性を利用して操作を行ないますが、指先が乾燥していてあまりに水分が少ないとうまく感知しないことも。また、爪が長い女性も指を反り返らせる必要があります。ところが、MEDIAS PPの高感度タッチなら、指の肉がギリギリ触れずに爪の先だけが当たる状態でも認識します。
高感度タッチ |
↑指の腹でタッチする必要がある静電容量式ながら、爪の先やごく薄いビニールなどを通してもタッチできる高感度タッチ機能。 |
また、MEDIAS LTEと同じくG-SHOCK連携に対応。電話やメールの着信を腕時計に通知できるほか、見当たらないスマホを探したり、スマホを使って腕時計の時刻を合わせることが可能。特に、スマホを探す“Find Me”機能は便利でした。マナーモード中でも音とバイブでありかを知らせてくれるため、布団の中にスマホが埋もれて見つからなくなりがちな人には重宝しそうです。ガジェット好きなら、ぜひとも腕時計と合わせて購入したいところです。
時計からスマホを探せる |
↑時計のサイドボタンを長押しすると“Find Me”機能が起動し、スマホが音と振動を発する。マナーモード中でも鳴動する。 |
G-SHOCK連携機能 |
↑電話やメールの着信を通知、スマホを探す、スマホを使って腕時計の時刻を合わせるといった機能がある。 |
対応腕時計『GB-6900』 |
↑連携機能対応のG-SHOCKは現在1モデル。カラバリは黒、白、赤の3色。年内発売予定で、価格は1万8900円前後。 |
ちなみに、型番の“PP”にはバッテリーを強化した“パワープラス”の意味があり、容量は1700mAh。タブレットを除くスマホ15機種中で、スペック的には3位となります。
SPEC
OS | Android2.3 |
CPU | MSM8255(1.4GHz) |
ディスプレー | 約4インチ(480×800ドット)有機EL |
カメラ | 約810万画素(インカメラなし) |
サイズ/重量 | 約63×10.9×128ミリ/約137グラム |
おサイフ | ○ |
ワンセグ | ○ |
赤外線通信 | ○ |
防水 | ○防塵 |
無接点充電 | ○ |
MEDIAS PP N-01D
メーカー:NECカシオ
キャリア:ドコモ
発売日:11~12月予定
新規価格:2万円台前半
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