毎年秋から年末にかけてゲームタイトルの発売ラッシュが続きますが、今年はいつにも増して大豊作。あのハンティングアクションや、日本を代表するRPGの最新作が控えています。そんな中、地味(失礼)ながら注目したいのが、KONAMIの『スーパースクリブルノーツ』。触ってみたら「これは奥深い……!」と驚いたので、ちょっと紹介します。
“欲しいと思ったものの名前を書くと、そのアイテムが即座に出てくる”という、打ち出の小づちのようなノートを使って、問題をクリアーしていくというゲーム。特徴的なのは、“正解はひとつではない”というところで、プレイヤーによって解決方法が変わってきます。週アス編集部の3人で同じ問題をプレーしてみました。
問題:氷に閉じ込められた男の子を救え! |
かなりユニークな設定の問題に挑戦。某マンガにこんなシーンがありましたね。 |
デキるバイト ナベ子 |
“ストーブ”で氷を溶かそう、という正攻法。 |
氷の横に置くだけですぐに救出できました。見本のような解答。 |
ゲーム担当 あらい |
「とりあえず殴ればいいんじゃない?」という安易な発想で“ハンマー”を出してみた。 |
3回ほど叩くと氷が壊れて見事に救出成功! |
ミリタリー好き まさひら |
“バズーカ”って、氷は壊れるだろうけど、男の子まで死んじゃうだろ! |
……と思ったけど、案外うまくいった。地面は吹き飛んだけど。 |
……という感じで、プレイヤーのキャラが回答に表れてしまうのがこのゲームのポイント。さらに、単語だけでなく、“オオキイ”、“アカイ”、“ツメタイ”など、形容詞を使ってモノのサイズや色、性質まで指定できます。
“アマグモ”ではダメ |
「雨水でも溶けるかな?」と思ったけど無理でした。 |
“アツイ アマグモ”と入力 |
「もし熱い雨が降ってきたら溶けるよね」と、ダメモトで挑戦。 |
まさかの成功! |
うまくいった! 常識にとらわれない発想をするとカンタンにクリアーできる!? |
上の問題はほんの序の口。ほかにも“疫病から身を守る”、“砂漠にオアシスを取り戻す”、“ガールフレンドの両親が気に入るプレゼントを送る”など、手ごたえがある問題が揃ってます。同じステージを違う解き方でクリアーするなど、ひとりでやり込むこともできますが、自分が解いた後、ほかの人がプレーするのを見るのがおススメ。「その発想はなかったわー」と思うこと間違いなしです。ステージエディット機能もあるので、自分が考えに考え抜いた構成のステージを解いてもらう、ということもできますよ。
『スーパースクリブルノーツ』
●KONAMI
●ニンテンドーDS
●4980円
●発売中
●関連サイト
スーパースクリブルノーツ
3,900円
SUPER SCRIBBLENAUTS software (C)2011 Warner Bros. Entertainment Inc. Developed by 5th Cell Media LLC. Nintendo DS is a trademark of Nintendo. (C)2006 Nintendo. All other trademarks and copyrights are the property of their respective owners. All rights reserved.
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