PCパーツやノートPCでおなじみのMSIでも3つのタブレット端末を展示していました。それぞれ気になったポイントを紹介します。
まずは『WinPad 110W』。CPUはAMDのフュージョンAPU『Brazos Dual Cord Z01+HD 6250』を搭載。OSはウィンドウズ7です。通信機能は無線LANとBluetooth。オプションで3Gも搭載できるとのこと。
重量は850グラムで、片手で持ち続けるのはちょっと厳しいですね。USB端子やSDカードスロットを装備し、内蔵のストレージは32GBか64GBのSSDを搭載できるそうです。
ウィンドウズ7搭載モデルとしてもう1台展示されていたのが、CPUを32nmプロセスで製造した次世代Atom『Cedar Trail』を搭載する『WinPad 120W』です。こちらはCPUがまだ正式にリリースされていないので、参考出展という感じ。サイズは10.1インチ。プロパティでCPUを確認すると『Genuine Intel CPU @ 1.86GHz』と表示されていました。
ワイヤレスで大画面テレビなどに映像を出力できる“WiDi2.0”や高速起動の“FFS”に対応しています。
そしてもう1台はアンドロイド搭載の『WinPad 110A』。展示モデルのOSはバージョン2.2でしたが、リリース時にはハニカムになるとのことです。CPUはNVIDIAの『Tegra2』を採用しています。
10.1インチの液晶サイズはほかと2つと同じ。重さは750グラムと『110W』よりも軽いです。でもアンドロイド搭載なのにWinPadって……。
展示されていた3モデルのうち、『WinPad 110W』と『WinPad 110A』の背面には、日本の技術基準適合証明マークが記載されていました。担当者の方に聞いてみたところ、110Wは価格は未定ですが近いうちに日本でも発売する予定があるとのこと。
110AのほうもOEM用として日本での発売をにおわせるコメントが。MVNOでおなじみのあの会社から出たりしないですかね?
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