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COMPUTEX TAIPEI 2011

インテルはマルチプラットフォームでタブレット市場のシェア切り崩しを狙う!

2011年06月04日 17時11分更新

 インテルがCOMPUTEXにて、ネットブックおよびタブレット向けプロセッサーの戦略に関する記者発表を行ないました。

モバイル部門のトップが発表
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↑プレゼンテーターは同社のネットブック&タブレット製品事業部長を務めるダグラス・デイビス副社長。

 インテルのモバイル用プロセッサーといえば『Atom』。会見では、このAtomの開発についてロードマップが示されました。現行のAtomはメインストリームのCPUと比べると、ひと世代前の45nmプロセスのまま。これが、2014年にはほかのCPUと同じ14nmプロセスとなるとのこと。

  また、昨年と同じく、キーワードに“CHOICES”を掲げ、同じCPUやプラットフォームでさまざまなOSに対応できることをアピール。ひとつのタブレット端末でAndroid、ウィンドウズ、MeeGoが動作するデモンストレーションも行なっていました。

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トリプルブートが実現!
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↑AndroidとMeeGo、そしてウィンドウズと3つのOSを搭載したトリプルブート端末をテスト展示。
エイサーからMeeGo端末
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↑エイサーのデビッド・リー副社長が登壇し、同社の試作タブレットを紹介。OSは『MeeGo』です。

 会場のインテルブースでは、 数多くのタブレットが搭載OSごとに展示されていて、この『CHOICES』のコンセプトが反映されたかたちとなっていました。同じ端末でも、コーナーごとに別のOSが搭載されていたりと、汎用性の高さをアピールしていました。

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 このように、マルチプラットフォーム対応で先行するほかのメーカーのシェアを切り崩そうという戦略のインテル。とはいえ、同時期に行なわれたウィンドウズ8のデモでは、NVIDIAの次世代Tegra『Kal-El』搭載の端末が使用されており、壁はなかなか高いようです。

おまけ
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↑AtomCPUの出荷1億個を記念して大きなケーキが用意されていました……が、会場入場時には気がつかず、発表会終了後にカットされた状態のものを発見。インテルのコーポレートカラーである青を使った体に悪そうな色だったようです。

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