コンパクトデスクトップやウィンドウズ7搭載したタブレットなどを得意とする台湾メーカーFICが、Android端末を発表しました。
Elija TEF02 |
↑9.7インチ(1024×768ドット)の4:3ディスプレーを採用し、サイズと重量は244.8(W)×11.8(D)×191.7(H)ミリで約710グラム。CPUは“ARM Cortex-A8”をベースとした『Freescale i.MX53』(1GHz)とあまり聞かないタイプです。 |
OSはAndroid2.3でHDMI端子なども装備し、ハイエンドとはいえないもののミドルクラスの実用的なタブレットといった感じ。ところが、ひとつだけ大きな特徴があります。
WiMAXで高速通信 |
↑スペックをよく見ると、通信機能のところに3GだけでなくWiMAXという記載が! Beceem製のチップ『BCSM350』を搭載しWiMAX通信を可能にしているとのこと。 |
Android版タブレットでWiMAX搭載モデルの製品化というのはあまり聞いたことがなく、テストモデルかと思いましたが、なんと来月には出荷するとのこと。価格や日本での販売は未定とのことですが、台湾のメーカーの開発スピードには驚きです。
そのほか、変わったことに意欲的なメーカーのようで、防水タイプのタブレットなども展示していました。なかなか技術力のあるメーカーですね。ぜひとも日本に進出してほしいです。
完全防水タブレット |
↑10.1インチタイプの『CarpoーTE00R00』。Android2.2を搭載し、NFC(近距離無線通信)も搭載している。日本での発売は未定とのことです。 |
ハードに使えるウィンドウズ7搭載タブレット |
↑プラットフォームはインテルの“Oak Trail”で、CPUは『ATOM Z670』(1.5GHz)。OSはウィンドウズ7です。アメリカの厳しい規格“MIL-STD-810G”を取得していて、耐衝撃、耐防滴、耐防塵などの性能を備えたタフネスタブレット。 |
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