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COMPUTEX TAIPEI 2011

LIAN LIブースではカタツムリ型からアタッシュケース型まで変わり種ケースがてんこ盛り!

2011年06月03日 21時25分更新

 アルミボディーのPCケースメーカーとしておなじみのLIAN LI。ミニITXからフルタワーまで、さまざまなバリエーションのアルミケースを送り出す、自作好きにはなじみの深いケースメーカーだ。だが、先月発表されたとある製品から、ちょっとイメージが変わってきている。

 そのとある製品とは、『PC-U6 Cowry』。写真を見るとわかるとおり、形状がカタツムリ形をした超奇抜デザインのケースなのだ。日本では未発表だが、海外では2011年スペシャルモデルとして発表済みで、価格は350ドル。

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 見た目こそかなり奇抜だが、中身はかななか本格的。マイクロATX対応で、下側の円形部の最も奥行きがある部分に拡張スロットがくるようになっており、フルサイズのビデオカードも搭載可能。また、5インチベイはひとつのみだが、3.5インチシャドーベイを3つ、2.5インチシャドーベイを2つ備えており、拡張性もまずまず。

 前面をメッシュ構造にしてエアフローを確保しており、側面には 12センチファンを2つ搭載するなど、冷却能力も十分。見た目のインパクトだけでは終わらない、完成度の高い製品といえる。電源ユニットは最下部に取り付けるようになっており、サイズは 219(W)×412(D)×500(H)mm。

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 また、ブースで見かけたもうひとつのおもしろい製品が『TU-200』。サイズは211(W)×399(D)×294(H)mmと、一般的なキューブケースをひと回り大きくしたようなミニITX用ケースだが、ケース上部に取っ手が付けられており、見た目はアタッシュケースそのもの。

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 実際に、家庭内などで持ち歩いて利用することを想定しているそうだが、こちらも中身はいたってまとも。底面部には大型グラボも搭載できるスペースを確保しているほか、3.5インチホットスワップ対応ベイを4つ備えており、サーバー用途にも対応できそう。ケース正面には14センチ吸気ファンが取り付けられているため、冷却性能も期待できる。発売は7~8月ごろを予定しており、価格は未定。

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 もちろん、普通のデザインのケースも新モデルを展示していた。
 注目の製品のひとつが、ミニITX仕様のサーバー向けコンパクトケース『PC-Q25』。サイズは200(W)×385(D)×272(H)mmと、やや高さのあるキューブケースといった印象。内部には3.5インチのホットスワップベイが5つと3.5インチシャドーベイが2つ、2.5インチシャドーベイもひとつ搭載し、最大8台のHDDを使用可能。

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 また、前面には14センチ、上部に12センチのファンがそれぞれ取り付けられており、エアフローもバッチリ。5インチベイがないため、一般的なPC用途としては少し使いづらいかもしれないが、ホームサーバー用ケースとしては大きな魅力のある製品だ。こちらも価格は未定だが、7~8月ごろの発売を予定している。

 そのほか、ファンレスのマイクロATXキューブケース『PC-V353』も興味深い製品。前面や背面、上部などいたるところにメッシュを配置したデザインが特徴。一応、前面に12センチファンを2基搭載するスペースを設けているものの、電源に搭載されたファンだけでも十分に冷却できるとのこと。

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 ドライブベイは、5インチ×1、3.5インチシャドー×2、2.5インチシャドー×2という構造で、サイズは288(W)×397(D)×286(H)mm。また、5インチベイは左側面に用意されている。近いうちに発売するとのことだが、価格は未定。

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