米マイクロソフトが公式サイトで次期OS『Windows8』のデモムービーを公開。新しいインターフェースをタッチパネルで操作している様子が観られます。
デスクトップ画面は従来のものと大きく変わっていて、“スタートスクリーン”と呼ぶそう。アプリの起動アイコンがタイル状に並んでいて、WindowsPhone7の“ライブタイル”と似ていますね。どうやらPCだけでなく、スマホやタブレットでの使用も視野に入れているようです。
タッチパネル液晶を使ったデモ映像で見る限り、操作性もスマートフォンやタブレット端末とよく似ていて、フリック操作の感覚でウィンドーをスライドさせています。
画面の分割表示やウインドーサイズの変更もある程度自由にできそう。
また、動画の中ではIEの次のバージョンである“Internet Explorer 10”を使用している様子も紹介しています。IE9よりもHTML5のレンダリングにおけるハードウェアアクセラレーションが効くようになっていて、PCのパワーをバリバリ使えるようです。
画面上部をなぞると、開いているタブのサムネイルを一覧表示できる仕様になっています。
アドレスバーをタップするとソフトウェアキーボードが表示されるあたりもスマホやタブレットと同じですね。
これだけインターフェースが劇的に変わってしまうと、いままでのOSで動いていたアプリケーションの互換性が維持できるのかが気になるところ。動画内ではオフィスを操作する様子も紹介されていましたが、エクスプローラーからファイルを呼び出しており、ウィンドウズ7のような従来のインターフェースも再現できるようです。
現在公開されている動画は“Building "Windows 8" - Video #1”というタイトルでYouTubeにも動画が上がっていますが、このタイトルからすると第2弾、第3弾の動画公開もあるかも。続報が入ったらまたお知らせします。
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