COMPUTEX出展メーカーとは別に、主要会場であるTaiwan World Trade Centerの近くのグランドハイアットホテルで新製品を展示しているメーカーもある。コルセアやZALMANなど、自作好きにはおなじみのメーカーに絞って紹介していきます。
■コルセア
●最新の簡易水冷ユニット『H80』
『H80』は従来の『H70』と同様、2基のファンでラジエーターをはさむ水枕ポンプ一体型の簡易水冷ユニットだ。ファンの回転数はロー(毎分1300回転)、ミドル(毎分2000回転)、ハイ(毎分2600回転)の3段階でCPUに装着する水枕の上のボタンを押して切り替える。価格は109ドルで、早ければ7月に登場する。
●水冷ユニットやケースファン、LEDを一括管理
コルセアの新しい総合ファンコントローラー『Corsair Link Cooling Kit』。139ドルで市場投入される簡易水冷ユニット『H100』と組み合わせたデモを行なっていた。
『Corsair Link Cooling Kit』はPCケースファンや水冷ユニットのファンなどをソフトで統括管理するもので、ファンコントローラー部は3.5インチベイに収まる設計だ。99ドルのものとLED付きの139ドルの2キットで8月から展開する。
管理ソフトはPCケース内の各部を直感的に管理しやすい工夫が感じられた。右画面の下のほうにあるウインドーは、PCケースのパーツ配置プロファイルで、自分の環境に近いものを選んで設定できる。
■Zalman
●『CNPS12X』はトリプルファンで超冷却!
従来の『CNPS9900』シリーズを思わせる球形の外観だが、6本のヒートパイプと3基のファンを備えるハイエンドCPUクーラーだ。従来機よりも3~5度冷えるという。約100ドルで7月の下旬に発売する予定。
●ハーフメッシュデザインの『L-shape chassys』
パンチングでメッシュのように細かく穴が空いた天面一体型サイドパネルを採用するPCケース。こちらはプロトタイプだが、もし売るとしたら400~500ドルで販売するとのこと。
内部はJIGENの『J's M2 520a』と同じような拡張性が高い構造。自分でカスタムできる範囲が広いと、グッと自作の楽しみが広がるってもんです。
■サイバーリンク
●RAW現像ソフト『PhotoDirector 2011』
99.95ドルの低価格RAW現像ソフトで、各社のRAWファイルをサポートしている。Adobe製品たっけーよ!と思っているそこのあなた、おすすめですよ。
ちなみに2週間後ぐらいに登場予定。特設ページでベータ版を提供しており、6月20日までに感想を送ると製品版を無償でゲットできる。
●『Mediashow6』は3D対応!
カンタンにスライドショーがつくれる『Mediashow』の次期バージョンでは、2D写真から3D写真への変換が可能。価格は未定だが、9月ぐらいに発表予定。
富士フイルムの3Dプリントサービスと連携しており、富士フイルムのオンラインショップで、作成した3D写真のプリントを申し込める。
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