マザーボードなどPCパーツやノートPCなどが有名なギガバイトですが、実はスマートフォンやタブレットもリリースしています。
今回のCOMPUTEXでも、ギガバイトのブースでスマートフォン『GSmart』シリーズが3台展示されていました。とはいえ、それぞれOSはアンドロイド2.2、CPUも1GHz未満と、最新のスマホにしては若干寂しいスペック。
GSmart G1317D |
↑CPUはMSM7225-1(528MHz)。ディスプレーは3.2インチ(400×240ドット)で、サイズ/重量は60(W)×13.3(D)×113.5(H)mm/116g。唯一発売中(4月発売)のモデル。実売価格は約220ドル。 |
GSmart G1310 |
↑ 解像度が480×320ドットにアップしている以外、ディスプレーのサイズやCPUなどの基本スペックは『G1317D』とほぼ同じ。サイズ/重量は60(W)×12.9(D)×113.5(H)mm/117g。通話ボタンとトラックボールを装備。6月発売予定で、予想実売価格は250ドル。 |
GSmart G1315 |
↑ディスプレーが3.5インチ(480×320ドット)と3モデルの中では最大。それ以外のスペックはやはり同じ。サイズ/重量は61.3(W)×13.3(D)×113.5(H)mm/118g。6月発売予定で予想実売価格は280ドル。 |
この一見すると、いたって普通のエントリーモデルの『GSmart』シリーズですが、実は大きな特徴がひとつだけあります。それが“デュアルSIMスロット搭載”。
なんとSIMが2枚刺さる!! |
↑G1310のSIMスロット。上下2段にスロットが搭載されていて、2枚同時に挿すことができます。 |
中国メーカーからはすでにデュアルSIMスロット搭載のアンドロイド端末はリ リースされていますが、ほとんどが2GのGSMのみ。ところがこの『GSmart』シリーズは、片方のスロットのみですが3GのW-CDMAにも対応しています。もちろん、2枚同時待ち受けも可能で、発信時にはどちらのSIMを使うか選択できるようになっています。
今回の取材で、日本からドコモとソフトバンクを2回線、現地で通話用と通信用に2回線と計4台のケータイを持ち歩いている私ですが、『GSmart』なら2台ですんじゃいますね。 ということで、私は『GSmart G1317D』を今すぐにでも買いに行きたい気分です。
さて。ギガバイトのブースで、もうひとつ注目されていたのが、ウィンドウズ7を搭載したタブレット『S1080』。すでに台湾では発売されており、実売価格は19900台湾ドル(約5万4000円)とのこと。
S1080 |
↑CPUはATOM N570(1.66GHz)で、ディスプレーは10.1インチ(1024×600)。サイズ/重量は、270(W)×173(D)×14.94(H)mm/895g。最近の10インチクラスタブレットとしては、ちょっと厚いし重い。 |
D-Sub端子を装備 |
↑映像出力端子は、HDMIではなくD-Sub。そのかわり、2つあるUSB端子のうちひとつは3.0対応。 |
ドッキングステーションはDVDドライブ付き |
↑別売のドッキングステーションにはDVDドライブを搭載。ディスプレー一体型のPCのような使い方もできます。また、予備バッテリーの充電もでき、本体と同時に充電可能なので、出かけるときにすぐに予備バッテリーも持ち出せるのが便利そうです。 |
アクセサリーのキーボードは有線 |
↑同じくラインアップされているキーボード。ワイヤレスではなくUSB接続で使用。 |
見た目の印象としては、タブレットというよりは、ノートPCからディスプレー部分を取り外したといった印象の『S1080』。 日本での発売は未定ですが、 台湾での販売は好評とのこと。 もしかするとこの勢いで日本上陸するかも!?
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