前回編集部に到着したばかりの『Xperia PLAY』を宮野編集長に強奪されたわけですが、今度はその仕返しに宮野編集長の卓上にあった『ATRIX 4G』を奪い返してやりました。私は復讐を忘れない男です。あれ、でも、この原稿を書かなきゃいけなくなったのは何故?
美しいフォルム |
指紋認証システム付き |
気を取り直して本題に戻りますが、『ATRIX 4G』はなんといっても合体ギミックが魅力あふれるAndroid端末です。
LapdockでノートPC化 |
↑この『Lapdock』は一見モバイルノートパソコンにしか見えません。 |
後部スタンドに装着 |
↑スタンドを起こして『ATRIX 4G』を装着します。 |
フル機能のFirefoxを利用可能 |
↑『Lapdock』さえ充電していれば、『ATRIX 4G』を装着して、ディスプレーを開けばすぐに使えます。ラクチン! |
左上がピクチャー・イン・ピクチャーで表示されている『ATRIX 4G』本来の画面、それ以外が『Lapdock』に接続することで表示されるデスクトップ画面です。
実は『Lapdock』自体にはOSは搭載されておらず、『ATRIX 4G』がAndroidと平行してOSを走らせ、その上でFirefoxが動いていますが、残念ながら日本語が化けてしまいます。
それにしてもふたつのOSをラクラク走らせてのける『ATRIX 4G』のパフォーマンスは恐るべきものです。
(追記:4月13日18:22)記事公開時に『Lapdock』接続時におけるOSの記載について事実誤認がありました。お詫びして訂正いたします。
日本語表示不可…… |
Bluetoothマウスを用意 |
『ATRIX 4G』と『Lapdock』接続時にマウスが使えます。『Lapdock』のOS上だけでなく、『ATRIX 4G』のピクチャー・イン・ピクチャー画面でもマウスを使えるので、下記の動画のようなこともできちゃいます。
『ATRIX 4G』の画面は拡大可能
機材協力●キヤノン『iVIS HF S11』、マウスコンピューター『MDV-ADS7400S-WS』
『ATRIX 4G』の画面はフルスクリーン表示可能で、なおかつマウスでシングルタップとフリック操作ができます。というわけで『ANGRY BIRDS』を大画面で楽しめるわけですねー。これ、ホント楽しいです。オススメですよー。
最後に恒例のベンチマークを計測してみました。
Quadrant |
Neocore |
3Dグラフィックス能力を計測する『Neocore』のフレーム数もトップレベルですが、とにかく圧巻なのが『Quadrant』のスコア。なんとシングルコアプロセッサー機をあざ笑うかのうような“2906”と、2倍以上のダブルスコアです。
しかも、まだ、『ATRIX 4G』はAndroid 2.2.1なんですよね。
システム情報 |
つまり、Android 2.3(Gingerbread)でさらに高速化される伸びシロがあるわけです。
すっかり日本市場にごぶさたなモトローラですが、『ATRIX 4G』だけは日本国内投入を切に願います!
MOTOROLA ATRIX 4G
メーカー:モトローラ
公式サイト
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