個人的に春のヘッドホン祭開催中のワタクシ。本日も続々と発表される製品の発表会に潜入してきました。本日試聴したのはビクターから4月下旬発売予定の『HA-FXT90』。
業界初のカーボンナノチューブ振動板を搭載し、発表早々に話題になっています。しかも、これまた業界初の『ツインシステムユニット』を採用。つまり低音域と中高音域にチューニングされた2つのドライバーを並列にならべ、より深く、そしてクリアなサウンドを実現ってことです。
これは試聴が楽しみすぎる! という訳で数量限定品のレッドをチョイスし、さっそくキリン柄がカワイイKENWOODのMEDIA Keg(MG-G508)を使って試聴開始です。
まずはジャズ。細かい音まできちんと聴こえ、ボーカルもしっかり耳に入ります。かといってボーカルが出過ぎることもなく、これは心地よい!
そしてPOPS。低音も響くけれど、ギター音もばっちり聴こえます。もちろんこちらもボーカルがとってもクリア。
続いてはダンスミュージック。ボーカルなしのものを聴いてみました。思ったほどズンドコ低音がいわないので、耳に優しい感じ。きついシンセ音も鳴らしてみましたが、意外とまろやかな音色になってました。
最後は自然音。鳥のさえずりや、水のせせらぎを堪能。これは音がどこで鳴っているのかが、明確にわかりました。頭の後ろから聞こえたときはなんだか不思議な感覚に。
耳へのフィット感もよく、しかも6.8グラム(ケーブル部分含まず)と超軽量。価格も予想実場価格1万円前後と高音質インナーイヤーヘッドホンとしては手ごろ。これは一度使ってみる価値があると思います!!
『HA-FXT90』『HA-FXT90LTD(限定生産)』
市場予想価格1万円前後
4月下旬発売 日本ビクター
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