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【魅惑の海外スマホその1】プレステケータイ『Xperia PLAY』で遊んでみた

2011年04月05日 18時43分更新

 『Xperia PLAY』が週アス編集部に届きましたが、速攻で宮野編集長に強奪されました。宮野編集長は上司であり、かつ衝動買い友達でもあるのですが、なにかと私から奪っていくのが玉にキズ。『レイトン教授と奇跡の仮面』、早く返してほしいです。

 それはともかく、早速ファーストインプレをお届けします!

『Xperia PLAY』が海を越え届いた!
Xperia PLAY
↑箱の床面積はCDケースぐらいです。
“PlayStation Certified”マーク
Xperia PLAY
↑“PlayStation Certified”マークには“ドロイド君”も並んでいます。

 いまさらですけど、『Xperia PLAY』は“PlayStation Certified”の第1号機。初代PlayStationの名作タイトル“より”提供が開始されます。

 “より”ってのが意味深です。PlayStation2レベルのゲームって実現不可能なんでしょうか? おそらく処理能力よりも、PlayStation2レベルのサイズ(DVDメディア級)のゲームを提供する現実的な手段がないのでしょう。

同梱品はシンプル
Xperia PLAY
↑箱の中には、本体、バッテリー、USBケーブル、ACアダプター、そしてイヤフォンが入っています。イヤフォンはカナル型です。
microSDカード装着済み
Xperia PLAY
↑クラス2ですが標準で8GBのmicroSDカードが装着されています。まあ、直接カードリーダーに挿すのでなければクラス2の速度でも十分です。

 同梱品は必要最小限。余計なアクセサリーはいりませんが、おなじみの“△○×□”マークの付いたストラップはほしいですね。

“PSP-3000”と比較
Xperia PLAY
↑比較するまでもなく『Xperia PLAY』のほうが小さいです。
展開するといい勝負
Xperia PLAY
↑キーボード部を出すと結構大きく感じられます。

 本当は『PSP go』こと“PSP-N1000”と比較したほうがよかったのですが、残念ながら持っていないので。『PSP go』を自腹購入した編集部員はACCNぐらいです。なんでも買うんです、あの人は。

 では、海外SIMカードを挿入して、電源を入れてみましょう!

ソニエリクレジット(1)
Xperia PLAY
↑起動すると、まず簡素なソニー・エリクソンクレジットが表示されます。
ソニエリクレジット(2)
Xperia PLAY
↑その後、ちょっと豪華なソニー・エリクソンクレジットが表示されます。

 “PlayStation Certified”端末は起動時に“Sony Computer Entertainment”のロゴは表示されません。ちなみに各種設定を行なってからの起動時間は約1分20秒でした。

日本語ロケールを用意
Xperia PLAY
↑編集部に到着した『Xperia PLAY』は“EN,ZH”モデル(英語、中国語)ですが、日本語ロケールが標準で用意されています。
日本語表示可能
Xperia PLAY
↑いわゆる“中華フォント”です。
拡大すると若干違和感あり
Xperia PLAY
↑ブラウザーなどで拡大表示すると、ひらがな、カタカナはともかく、漢字フォントが微妙に異なるのが気になります。

 日本語ロケールが用意されているということは、日本語IMEとフォントさえインストールすれば、すぐにでも日本国内で発売できますね。どこのキャリアから発売されるのでしょう?

Quadrant
Xperia PLAY
↑Android2.2搭載モデル2機種に劣る結果に。トータルパフォーマンスはいま一歩?
Neocore
Xperia PLAY
↑3Dグラフィックスはさすがに優秀。約60というスコアはAndroidスマートフォンでトップクラスです。

 『Xperia PLAY』のCPUはSnapdragon QSD8255(1GHz)、GPUはAdreno 205。シングルコアプロセッサー機としてはまずまず順当なパフォーマンスです。

 さて、いよいよ本題です。プリインストールされているゲームを見てみましょう!

クレジット画面
Xperia PLAY
↑PlayStationのロゴが出るのはプリインストールゲームのなかでは本タイトルのみ。
タイトル画面
Xperia PLAY
↑正直少々古さを感じるシンプルすぎるタイトル画面です。
ゲーム画面
Xperia PLAY
↑ゲーム自体は非常にヌルヌル動き、ストレスはまったく感じません。

 『Xperia PLAY』でゲームをするのは不思議な感覚です。ゲームに没入するとAndroidスマートフォンであることを忘れてしまいます。

 物理ジョイパッドは非常に操作しやすいのですが、今回の海外版『Xperia PLAY』では“×”に実行、“○”にキャンセルが割り当てられています。“○”に実行、“×”にキャンセルという割り当てに慣れている国内版PSPユーザーとしては違和感ありますが、国内で正式に発売される暁には直されることでしょう。

 なおプリインストールゲームのなかで初代PlayStationから移植されたのは、この『CRASH BANDICOOT』のみでした。

(追記:4月6日22:16)記事公開時に物理ジョイパッドの記載について事実誤認がありました。お詫びして訂正いたします。

Xperia PLAYゲーム
Xperia PLAY
↑“Xperia PLAYゲーム”としては5タイトルがプリインストールされています。

 “Xperia PLAYゲーム”は本製品の物理ジョイパッドに対応したゲームラインアップ。『Bruce Lee』、『FIFA 10』、『Madden NFL 11』、『Star Battalion』、『The Sims 3』の5タイトルがプリインストールされています。

27タイトルリリース済み
Xperia PLAY
↑“Xperia PLAYゲーム”はほかにもTom Clancy'sシリーズなど27タイトルがリリースされています。

 最後に『Xperia PLAY』でゲームをプレイしているときに、電話がかかってきたときの挙動を動画でご覧ください。

ゲーム中に電話はとれるのか?

機材協力●キヤノン『iVIS HF S11』、マウスコンピューター『MDV-ADS7400S-WS

 編集部唯一の『PSP go』ユーザーであるACCNは、『Xperia PLAY』を購入すると宣言しています。まだどこのキャリアから発売されるかわかりませんが、決まったらいち早く教えてあげてください(→キャリア広報の皆様)。

Xperia PLAY
メーカー:ソニー・エリクソン
メーカー公式サイト

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