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アメリカの展示会は楽しいお土産ばかり

2011年03月30日 12時00分更新

 アメリカで最大の通信関連展示会、CTIA Wireless 2011が3月22日から24日まで開催されました。場所はアメリカのオーランドで、ユニバーサル・スタジオやディズニー・ワールドがある観光地でもあります。3月下旬のオーランドは初夏の陽気でしたが、展示内容は真夏のように暑かったといっても過言ではありません。SamsungのGalaxy Tab 8.9/10.1やHTCのWiMAXスマホ/タブレットなど、新製品も多数発表されていました。それぞれのレポートはコチラをどうぞ。

【CTIA】8.9インチGalaxy Tabに4Gスマホがズラリのサムスン

【CTIA】HTCはWiMAX対応3Dスマホとタブレットを発表

CTIA Wireless 2011会場
アメリカの展示会は楽しいお土産ばかり

 展示会の各社ブースでは、様々なノベルティーグッズを配布していました。ヨーロッパの展示会ではこの手のグッズをもらえることはあまり多くないのですが、アメリカ人はお祭り好きなんでしょうかね、様々なモノを配っていました。ということで、今回はCTIA Wireless 2011で見かけた各社のグッズをご紹介しましょう。

おぉ! ネックストラップがGalaxy Tabだ
アメリカの展示会は楽しいお土産ばかり

 展示会場に入るためには入場登録をする必要があります。そして入場パスを受け取るのですが、首からぶらさげるためのネックストラップがGalaxy Tabのものでした。これは使うのがもったいないと思えちゃうノベルティー品ですよ。

オフィシャルバッグはHTC
アメリカの展示会は楽しいお土産ばかり

 また、会場の入り口では出展社情報が記載された分厚いカタログを配っていたのですが、それを入れるためのバッグも無料配布。エコバッグのような素材で簡素なものですが、なかなかの荷物を入れられそうで便利な大きさ。しかも、よく見るとHTCのロゴが入っていますよ。CTIA Wireless 2011のロゴも併記されており、記念品にもなりそうです。

ミニノートであの『Echo』の雰囲気を味わおう
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 CTIA Wireless 2011で最も注目された製品は、おそらく京セラのスマホ『Echo』ではないでしょうか(京セラは2画面スマホEchoを披露)。ストレート形状ながら、開くと2画面になるギミックは利便性も備えた優れモノ。そのEchoの形を模したノートが、京セラブースで配布されていました。実機が発売されるまでは、このミニノートで我慢。発売されたら何とかして入手したいなぁ。

ファーウェイは質実剛健なドライバーセット
アメリカの展示会は楽しいお土産ばかり

 お次はファーウェイ(Huawei)。渋いスマホを出しているだけではなく、インフラメーカーとしても世界のトップを争っていますね。そのファーウェイが配っていたのはドライバーセット。赤いカラーがどことなく中国っぽいのもいい感じです。

Sprintはおしゃれなポーチ
アメリカの展示会は楽しいお土産ばかり

 一方、キャリアのほうも負けてはいません。Sprint Nextelは小さいポーチを配布。スマートフォンも入るサイズで、ちょっとしたケース代わりにもなります。Sprintの企業カラーでもある黄色の色合いもいいセンス。Sprintのお店で売っていたら、思わず買ってしまいそう!

T-Mobileの小物はちょっと便利
アメリカの展示会は楽しいお土産ばかり

 T-Mobileブースにあったのは、端末の背面に張っておける液晶クリーナー。派手さはないけど、実用性は一番高いかもしれません。そして、T-Mobileといえばロゴなどはピンクですが、このクリーナーももちろんピンク。本体カラーが白い端末の背面に張るとよさげです。

これぞアメリカ? Verizonのラバーダック
アメリカの展示会は楽しいお土産ばかり

 キャリア2社が実用的なものを配っていたのに対して、シェア1位のVerizon Wirelessはアヒル。そう、アメリカのお風呂には必ずあるといわれている、“ラバーダック”ですね。しかも、なぜか海賊になっちゃっています。うーん、意味不明だぞVerizon(笑)。アメリカでは誰もが大好きな“国民玩具”なのかもしれませんが、LTEを始めているVerizonなんだから、もうちょっと次世代技術とかに関連したモノのほうが宣伝効果があるんじゃないのかなぁ? なお、Verizon自身は出展しておらず、メディアセンターの通信環境のスポンサー。てなことで、メディアセンター内で配布されていました。

毎日数百匹のアヒルの群れが……
アメリカの展示会は楽しいお土産ばかり

 このVerizonラバーダック、毎日数百匹以上が補充されており、テーブルの一角がそこだけ黄色の山という怪しい雰囲気を出していました。朝方に100匹あったものがお昼くらいにはだいぶなくなり、ところが夕方にはまた100匹に増えているという状況。マメに補充されていたようなんですけれど、アメリカ人って本当にアヒル好きなのねぇー。

Qualcommは大人のトランプ
アメリカの展示会は楽しいお土産ばかり

 スマホの心臓、Snapdragonの開発元でもあるQualcomm。ブース内に派手さはありませんが、最新技術の展示が多数行なわれており、スーツ姿の来訪客も多い大人の雰囲気。そんなわけで、配布されていたのはQualcommトランプ。なんだか納得しちゃいます。

アクセサリメーカーはiPhoneケーブルつかみ取り
アメリカの展示会は楽しいお土産ばかり

 この他にも、ケースやケーブルなどのアクセサリーメーカーも出展が目立っていました。あるメーカーのブースに、黒山の人だかりができています。行ってみるとiPhone用のクルクル巻き取りUSBケーブルが、「ご自由にどうぞ」と取り放題。なんて太っ腹! 横にはiPhoneのケースもありました。多くの人が両手で掴み取りして持ち帰っていましたけれど、そんな大量に無料で配っちゃっていいんでしょうか!

スマホが無料配布? と思ったら……
アメリカの展示会は楽しいお土産ばかり

 某アプリメーカーのブースにも、人が山のように集まっていました。よく見ると、カゴの中のスマートフォンを、みんな必死に掴み取っています。こりゃ負けてられないってんで、慌てて駆けつけてそのスマホを握ってみたところ、「ぐにゃっ」と柔らかい感触が……。何のことはない、スマートフォンの形状をした、スポンジ素材のノベルティーグッズでした。ま、スマホが無料なんてあるわけないんですけれどね、一瞬でもドキドキしてしまった自分に反省(笑)。

ノベルティーの定番はこれ! Nokiaボールペンをゲット
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 紹介した以外にもボールペンやメモ帳を配っている企業がたくさんあり、取材がなければ1日中グッズ集めに会場内を歩き回ってしまったかもしれません。そういえは、先月のMobile World Congress 2011ではGoogleがドロイド君のピンズバッジを配っていましたし(会場内はピンズバッジの激しい争奪戦! 会場内でみかけたドロイドくんたち)、アメリカ人ってノベルティーやらグッズを配るのが大好きなのかも。スマートフォンの取材だけではなく、楽しいグッズももらえるCTIA Wireless、来年もまた行きたくなってしまいました。


山根康宏さんのオフィシャルサイト
香港携帯情報局

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