冬の札幌で最大のイベントといえば、ご存知“さっぽろ雪まつり”だ。札幌市の中心にある大通公園に、人間の身長を超える雪像や氷像が並ぶのは圧巻の一言。第62回となる今年は、本日から13日にかけて開催される。
さて札幌といえば、“初音ミク”の生みの親であるクリプトン・フューチャーメディアのお膝元だ。そのせいもあって、雪まつりの期間は、札幌市のあちらこちらで初音ミクに関連する企画が展開される。
最も注目したいのは、昨年に引き続き大通公園に登場する雪像の“雪ミク”だ。今年はさらに、ススキノ駅前通りに新たに氷の雪ミクが設置されるという。初音ミクファンなら、ぜひともチェックしておきたいところ。
●雪像の展示場所はこの付近!(展示期間は7~13日)
より大きな地図で ミク雪像&ミク氷像の場所2011年:週アスPLUS を表示
●氷像の展示場所はこの近辺!(展示期間は7~13日)
より大きな地図で ミク雪像&ミク氷像の場所2011年:週アスPLUS を表示
加えて、12日まで、地下鉄・すすきの駅近くの商業施設“nORBESA”(ノルベサ)を初音ミクがジャック! まず、ギャラリーが設けられて、イラストコミュニティーサービス“pixiv”と現代美術画廊“Kaikai Kiki Gallery”によるイラストが出展。“初音ミクAppend”のパッケージデザインで元となったフィギュアや、ライブ“39の日感謝祭”に登場した3Dミクまで展示されている。
週アス的には、KDDIが出展する“手のひらAR”も見逃せない。スマホで手のひらを撮影すると、手の上に3Dミクが登場して、音楽に合わせて踊ってくれるという。他にも展示が目白押しで、アートやテクノロジーに興味がある人でも、キャラクター好きでも、みんなが楽しめる素敵な内容になっている。
そして忘れちゃならないのが、12日の19時からスタートする『想像の未来 ~クリエイトのこれから~』という講演だ。昨年の大晦日にクリプトン社長の伊藤博之氏と、現代美術家として有名な村上隆氏がTwitterで日本のコンテンツ産業について意見を交わし、意気投合して突如開催が決まったという経緯を持つ。
当日のMCは、鏡音リン・レンの声を担当した声優の下田麻美さんが務める。出演としては、われらが福岡総編集チョ、初音ミクの生みの親である佐々木渉氏、ピクシブ社長の片桐孝憲氏、経済産業省の三原龍太郎氏と、コンテンツ業界の最先端を見てきている人ばかり。入場は無料なので、雪祭りに遊びにいく人はぜひ訪れてみよう。USTREAMやニコニコ生放送で中継されるので遠方の人はこちらでチェックすべし!
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