iPhone4を水没から復旧できる(かもしれない)テクニック
2010年11月02日 15時42分更新
いやー、ヘビーでドキドキする週末でした。はい。個人的な話で恐縮ですが、私週末に引っ越しまして、移転作業完了の夜、ホッとして初めての新居の風呂に入っていたわけです。
片手にはiPhone4(通称4様)。誰にも勧めませんが、防水処理を特にせずにPC(もちろんノート型)やゲーム機(PSPやDS)やスマートフォンを持ち込むのがイトーの得意技です。そんなとき、その事件は起きました。疲労のあまりバスタブの中でウトウト……その直後、コレ↓です。
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ま、「ざぶん」というより「ぽちゃん」って感じでしたね。慌てて手に取ろうとしたけど、バスタブの底まで沈んで「コツン」と鳴ったのは聞きました。見事な水没。しかし、水面下から取り上げると、4様はまだ動いてます。
とりあえず電源を落として風呂から出て、速攻でツイートしたのが↑のTLの流れ。
TL中で何人かから指摘があるように、ソフトバンクの孫社長と同じ時間帯に水没を起こしてたとのこと。孫社長のツイートを見に行くと、こんな感じでした。
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ともかく、ドライヤーで乾かす、というのは一つの手ではありますが、水が乾くくらいの熱をデバイスに与えるのはどうか? という思いが過って断念。
と、気づくと、電源を切った筈の4様が電源オンになっている。なぜ? 改めて全体を確認すると、
・電源ボタン × 反応なし(不意に勝手に電源がオン/オフに。おそらくショートしてボタンが押しっぱなしだと誤認識している)
・ボリューム ◎ 問題なく操作可能
・ホームボタン ◎ 問題なく操作可能
・イヤホンジャック × イヤホンが刺さってると誤認識(水濡れでショート)
・Dockコネクター △1度だけ、「対応していないデバイスが繋がっています」との警告(もちろんショートによるもの)
という具合で、とりあえず動いてはいるけど、かなり怪しい状態。
そのとき、以前夜中に洗ったジーンズを除湿器の前に干したら一晩で乾いたのを思い出しました。
ものは試しということで、除湿器の送風がiPhoneのイヤホン周辺に当たるようにして、就寝。
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翌朝、除湿器の前の4様を見てみると、奇跡的にすべてのスイッチと端子が復活していました。
孫社長の例といい、私の例といい、「濡れ方がラッキーだった」という部分が多くあるかもしれません。
水につかったのは2~3秒というところなので、内部まで浸水してなかったかもしれません。
もちろん、電源は落としっぱなしを推奨しますが、私の例のように電源ボタン自体のショートで勝手に電源オンになったりする場合もあるので、状況次第ではあります。
ともかく、水没後にまだ動くなら、これらを試してみる手はあるんじゃないでしょうか。
関連リンク:孫社長 iPhone4 水没事件(Togetterまとめ)
↑僕の水没つぶやきのRTも組み込まれてます(苦笑)
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