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【週間ヘタレスキー】iPhone 3GSのSIMカードスロットぶっ壊れ事件

2010年10月08日 22時14分更新

 iPhone4を買って、3GSを眠らせている人は多いハズ。b-microの出現に合わせ、当ブログではSIMロックフリー版ぽよんの入手方法について、いろいろ考察してまいりました。しかし、やはりまだまだ入手難……つか高いっ! もし、眠れるバンク版3GSのSIMロックを解除できたら……と考えたアックン・オッペンハイマーは、ミニSIM用(マイクロSIM用はまだない)SIMロック解除アダプター(=魔のツール)を用い、SIMゲタ経由でb-microを試そうとしたんですね。ええ、リスキーネタでやろうと思って。アナタのためだから……。

【週間ヘタレスキー】iPhone 3GSのSIMカードスロットぶっ壊れ事件

 しかし、悪いことはできないものです。見事に壊れましたよ。SIMをまったく認識しなくなったのです。いいSIMすら。「ボク、何も悪いコトしてないもん!」と、善良なユーザーを装い「なんかね、SIMがね、認識しなくなったったの」とアップルストアにシレっと持って行ったのですが、「あ、こりゃ交換すわ。あ、保証切れてる。んじゃ、2万5000円ね」(実際はもっと優しく)と言われ、さすがに眠らせてた端末に大金かけられんと、泣く泣く持って帰ってきました。

【週間ヘタレスキー】iPhone 3GSのSIMカードスロットぶっ壊れ事件
↑SIMカードに触れる端子がみごとに2本、折れていました。残骸が発見できなかった。飲み込んじゃったかな?
 
 ま、ちょっと分厚いiPod touchとしての余生もあったのですが、持って行くときにフルリセットしちゃったからSIM入れてアクティベートしないとホーム画面に移行できない。いずれにせよ直さなくてはもったいないですから、海外通販でSIMカードアダプター周りのパーツだけ取り寄せてみました。
 
 こう見えても中学時代は技術部の部長を務めていたワタクシ(ヲタっぽいな〜技術部て^^;)。こんなのヨユー、ハンダ溶かして付けるだけじゃん! と甘く見ていたのですが、本体を開けてみたら細か! ってか、ハンダ溶けないし! 編集部一のハンダ職人、にゃかむら副編に泣きつくも「あ、こりゃ機械じゃないとムリすわ」(実際こんなカンジ)とむげに突き返され、いよいよリンゴマーク入りの文鎮になりかけたところ、ググって見つけたのがこちら
 
 まったく同じ状況やん! しかも神ワザで直しておられる!! 問い合わせたところ、8000円でオッケーとな。しかも、中1日で戻ってきましたよ。手作業とは思えない完璧な仕上がり! もちろん、機械的にもちゃんと直ってました。我が3GS、完全復活でごじゃーます(また眠りにつくのですが)。聞けば、タモリ倶楽部でハンダ付け講座をされてた職人さんだとか。いやはや、さすがですわ。
 
【週間ヘタレスキー】iPhone 3GSのSIMカードスロットぶっ壊れ事件

↑うへぇと唸りましたよ。こんなん、素人がでけまへん……。

 といわけで、なんてことはございません。結果的には無駄に金を浪費しただけで、最初から何もしなければよかったわけですが、ツイッターのフォロワーさんがネタにすれ言うのでした次第でございます。ね、超ヘタレっしょ……。でもまぁ、保証が切れた端末を自力で(結局、他力ですケド)直すほうが手間と引き替えに金が浮くケースってのは、確かにありますよね。

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