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中国おもしろ情報その2[清華大学訪問編]

2010年03月26日 15時43分更新

 你好、やまぐち@中国です。2回目の今日は、清華大学訪問レポートをお届けします。
清華大学は、北京大学が日本の東大なら京大といった感じの優秀な大学。我々はポップカルチャー分団なので、清華大学の芸術学部にあたる“清華大学美術学院”を訪問しました。

この芸術学院は、校舎がめちゃくちゃかっこよくて近代的。専門の教室も充実していて、織物や金属加工、アニメーション制作、美術館並み広いギャラリーなどなど、とても恵まれた環境のようでした。
 

校舎がかっこいい
校舎がかっこいい
図書館がこんな感じになっていました。
機織りの教室
機織りの教室
自由選択の授業で、芸術学院以外の学部からも履修する学生がいるとか。
金属加工の教室
金属加工の教室
さまざまな道具が並んでいました。美大っていいなぁ!
アニメ制作の教室
アニメ制作の教室
トレース台になっているテーブルで、描き写す作業。トレース台は丸いのですが、プロダクションIGからの参加者曰く、日本のトレース台は四角だけど欧米は丸いとか。
インディーズバンドのPV
インディーズバンドのPV
中国で大人気のインディーズバンドのオープニング映像を手がけたなんて話も聞きました。
構内のギャラリー
構内のギャラリー
まるで美術館のように広いギャラリー。飾られているのは優秀作品?

 美大の教室ってのも普段なかなか見ないものなので目新しくて楽しかったのですが、なかでもおもしろかったのがアニメを選考している“超オタク”の中国人大学生との交流。

 ある男の子は、日本人だと言ってもばれないくらい流ちょうな日本語を話し、所属するサークルではコミケにも出展するという強者。オタクだけどモテモテらしいし、週刊アスキーを知っていたことも驚きでした。「なんで週アス知ってるの!?」って訊いたら、「やっぱりオタクなんで一応チェックしとかないと」って言われました(笑)

 もうひとり印象的だったのはアニメーションを選考しているという女の子。日本語はあまりしゃべれないものの、日本のアニメが大好きでコスプレもするし、絵も描くし、趣味でフィギュアやお人形の造形もしているとのこと。私が全然知らない日本の声優の名前を次々と口にするし、しかもカワイイ! 萌えまくりでした。


…といった感じで、清華大学訪問は人との交流が本当に楽しかったです。
 

オタク男子ふたり
オタク男子ふたり
左の彼は日本語ベラッベラで、言われなければ日本人としか思えないレベル。コミケや国際アニメフェアへ出展するため日本に行くんだとか。
萌えなオタク美少女
萌えなオタク美少女
はにかみ笑顔が萌えな秀文ちゃん。アニメや声優大好き。手に持っている作品集は、高校生の時に自作したフィギュア。

次回は重慶へ移動して、アニメ制作の現場をレポートします。

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